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次はどうするか、と策を講じるソウジ。
その思考を遮ったのは、隣にいたキングだった。
「なあ、ソウジ。」
思考を回転させるソウジに、彼は耳打ちする。
「あの人が味方っての、あながち間違っちゃいねえのかもしれねえ」
「なっ…キング、正気！？」
信じられない、と驚くソウジを諭すように、キングは言葉を続ける。
「あの人は強え。多分その気になれば、街の人たちどころか俺らもあっという間に全滅だ。
そうなってないってことは、あの人にもなんか考えがあるんだろ」
「それは、そうだけど…っ…でも！「ソウジ」」
「俺を信じて、あの人を待ってみてくれねえか？」
行動の真意はわからないにせよ、キングは彼女から何かを感じ取ったようだ。
いまだ動きを見せない彼女にチラリと視線を向けつつ、キングはマスク越しのソウジの目を見つめた。
「…キングが、そう言うなら」
そうして真剣な声色で頼まれてしまえば、ソウジはそれ以上何も言えなかった。
…そんな彼女だが、二人が話をつける頃にはもう準備を終えていたらしい。
頷いたソウジを見届けて指を引き金にかけ直し、代わりにもう片方の手で銃身をしっかりと支える。
「…ん、そろそろ良さげかな。
そっちも話もまとまったっぽいし、ヤっちゃうね」
驚くほどフランクな掛け声と共に、彼女は引き金をかちりと引いた。
…が。銃口から弾が発せられることはなく、人々が攻撃されている様子もない。
失敗、の二文字が彼女以外の全員の頭によぎった。
「…っあ、ぉ、お前達！やれ！」
ポカンとしていたモンスターは絶好のチャンスに我に帰り、慌てて人間に指示を飛ばす。
だが、彼らは一向に動き出す気配が無い。
「何を、してる…そいつを殺 せぇ！！！」
絶叫するモンスターだが、その声に応える者は誰一人いなかった。
「んふふ、お前トロすぎん？もう終わったよ」
彼女が笑うと同時に。
人々の体は、重力に従って倒れていった。
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阿伸メトリ(プロフ) - YUKIさん» 投票確認致しました。ありがとうございます！ (4月29日 7時) (
レス) id: 958f0a5e6a (このIDを非表示/違反報告)
YUKI(プロフ) - コメント失礼します！アンケートは�，離屮鵐屮鵑�見たいです！！いつも楽しく見させてもらってます！頑張ってください！ (4月28日 10時) (レス) @page44 id: 5825403805 (このIDを非表示/違反報告)
阿伸メトリ(プロフ) - さーやさん» 投票確認致しました。ありがとうございます！ (4月27日 17時) (レス) id: 958f0a5e6a (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - コメント失礼します。アンケートは�，硫ζ擦離屮鵐屮鵑�見てみたいです。更新楽しみにしています。頑張ってください。 (4月27日 12時) (レス) @page44 id: e67a2619ed (このIDを非表示/違反報告)
阿伸メトリ(プロフ) - 紫音さん» ありがとうございます！投票、確認させて頂きました。楽しんで頂けているみたいで、すごく嬉しいです！自分と相談しながら、この調子で頑張ります！ (4月27日 8時) (レス) id: 958f0a5e6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：阿伸メトリ | 作成日時：2024年1月10日 20時
