まって、私モテてんの？！ (ページ10)

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重「自分ですんのって結構難しいやろ？甘えちゃうしさ。やから俺がやったろ。」

それは一理ある…

確かに自分に甘えちゃうとこあるし。

うーん…でもなぁ

重「ほら！早よ座って！」

重岡はなんかやる気満々やし

重「おいでって！」

『分かったよ…』

重「よっし、任せろ！」

うげ…消毒…

『ひゃぁっ！？』

あ、やば。変な声出た。

重「うぉっ、びっくりした！」

『あーごめん。聞かんかった事にして。』

重「えー？なんで？あんな可愛い声、忘れる訳ないやろ。」

『最悪…』

重｢よし！もう1回行くで！我慢してな！｣

『え、もう1回するん？もう充分ちゃう？｣

重｢だめ！よっしゃぁ行くで～｣

え～なんでコイツこんな楽しそうなん…

あーもう腹くくろ！

『よっしゃ、来い！』

重｢せーの！ちょん！｣

『いいいいいい』

重｢はい、よく出来ましたぁ～｣

痛った…よう頑張った！私！

重｢あ、チャイム！遅刻やで～Aちゃん！｣

『うわ、やば。』

重｢よっしゃ！教室のある階まで競走や～！よーい、ドン！｣

『えっ、ちょい待って！私膝痛いんやけど！無理無理！』

あ～膝怪我してなかったら本気で走れたのに！

だからといって負けたくない！！

重｢Aちゃんめっちゃ早いやん！｣

『ふんっ、負けてたまるか！』

よっしゃ、教室まであとちょっとや！

このまま行ったら絶対勝てる…！！

重｢あ、Aちゃん…｣