剣士女と波乱の海 (ページ48)

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47話ページ48

ｳｿｯﾌﾟ「ウイスキーピーク？何だそれ」

彼らの住む町の名で、船が無く乗せて欲しいと…

何者かというウソップの問いにも

"謎"がモットーだといい、黙秘する2人

ﾙﾌｨ「いいぞ、乗っても」

ルフィの一言で解決し、出航準備をする

さぁログは溜まった…

ｸﾛｯｶｽ「いいのか？航路を選べるのは

始めのこの場所だけなんだぞ？」

ﾙﾌｨ「気に入らねぇ時はもう一周するからいいよ」

背後で見送ってくれるラブーンに別れを告げ、

グランドラインでの航海が始まった…

船は行くーー

今日の天候は…冬時々ーー春

振り積もった雪で遊ぶルフィとウソップ

せっせと雪かきをするサンジ

ﾅﾐ「この寒いのに

何であいつらあんなに元気なの」

『同じ人間とは思い難ぇよ…』

9「おいキミ、この船に暖房設備はないのかね」

ｳｪﾝｽﾞﾃﾞｰ「寒いわ」

ﾅﾐ「うっさいわねあんた達！！客じゃないんだから

雪かきでも手伝って来なさいよ！！」

『おい、ナミ…雷だ』

天候は晴天から突然の雷…

かと思えば進路を逆走していることに気づく

ずっと指針を見ていないと、

このデタラメな気候にはついていけない…

この緊急事態にも起きない奴もいるが構っていられない…

ｳｿｯﾌﾟ「波が高くなってきたぞ！！」

ｻﾝｼﾞ「ナミさん！！霧だ！！」

『十時の方角に氷山！！』

ﾅﾐ「なんなのよこの海はァ！！！」

ガコン！！！

『ナミ！！氷山かすった！！船底で水もれ！！』

ﾅﾐ「直ぐに塞がなきゃ！」

ｳｿｯﾌﾟ「よっしゃ！」

『ウソップ！手伝う！』

ﾅﾐ「雲の動きが早いっ！！

帆をたたんで！！あの風は大きすぎる！」

『！！やべぇ！帆が裂ける！！』

ｻﾝｼﾞ「おい！船底もう1箇所やられてるぞ！！」

ｳｿｯﾌﾟ「畜生ォ！！」

『ナミ！指針は！？』

ﾅﾐ「またズレてる！！」

ｳｿｯﾌﾟ「何ぃ！？」

ｿﾞﾛ「ん〜〜〜〜……

くはっ…あーーよく寝た…ん？

…おいおい、いくら気候がいいからって

全員ダラケすぎだぜ？

ちゃんと進路はとれてんだろうな？」

ｸﾙｰ「『(お前……！！)』」

『ははっ…やべぇ、殺意が…』

ｿﾞﾛ「？…何でお前らがこの船に？」

9「おそーーーっ！！！」

そいつらの町へ向かっていると伝えるルフィ

何の義理もねぇのに、と問うゾロに

平然と無いと答えるルフィ

ｿﾞﾛ「おーおー悪ぃこと考えてる顔だ…」

『お前も十分悪人ズラだろうが…』