アネモネを君に (ページ6)

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「「いってきまーす」」

「みおママのご飯ほんと美味しい！」

「ほんと？よかった〜」

「うん！朝から幸せ」

「ママに言っとこ〜」

「そーしよ！」

『おはよう』

「あ、おはよ」

「行くよ」

「え？ちょ、みお…ごめんね、檜山くん」

『全然〜』

「お前嫌われてんの？」

『あ、隼人。おは』

「おは」

『Aちゃんには嫌われてないと思うけど、みおちゃんにね』

「お前が嫌われるとか珍しいな」

『いやそんなことないって』

「そーか？まぁ、人の恋愛にとやかく言うつもりもないけど、あいつらの同じ小学校だった人として言うぞ」

『え、何』

「あの2人には気をつけろ」

『え、どゆこと？』

「正確には、Aの友達の、みおに気をつけろ。いい噂聞かない」

『あー、おけ。さんきゅ』

「でも、多分みおのAへの執着が凄い」

「私が何？」

「お、おはよみお」

「おはよじゃないんだけど。執着？いい噂聞かない？いい噂なんか流れるわけないじゃん」

「どしたの？早く行こ」

「A、やっぱ檜山はやめた方がいい」

「え？」

『ちょ、なんで』

「お前そう言うとこだぞほんと」

「うるさい！ほっといてよ」

「ねぇ3人ともどうしたの？」

「A行くよ」

「ちょ、みお！！あ、ごめんね2人とも」

「なんとなくわかった？」

『なんか見えたわ』

「じゃ、そーゆーことだからな」

『さんきゅ』

「アイス」

『今度な』

「あざす」