アネモネを君に (ページ43)

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「A〜！起きなさい！！もうすぐ大昇くんたちくるよ！」

「待ってどーゆーこと？！大昇？！なんで？！」

「言ったでしょ、昨日の夜。急だけど明日来ることなったから起きてねって」

「ほんと最悪！もっと早く起こしてよ！」

「いいでしょ別にあんたメイクしないんだし」

「そーゆー問題じゃない！！」

「朝ご飯できてるからね」

「「「お邪魔しまーす！」」」

「いらっしゃい！久しぶり〜！」

「久しぶり！元気にしてた〜？」

「めっちゃ元気よ！」

「大昇くんおっきくなったね〜！高1？やばいね」

「Aちゃんは〜？」

「大昇ほんとAちゃん好きね」

「やっほ〜！久しぶり大昇くん」

「Aちゃん！」

ｷﾞｭｰ

「いつまでこんなことやってんの」

「姉ちゃん！別にいいでしょ」

「俺はAちゃんに癒されてんの」

「Aちゃんは潰されそうだよ」

「え！ごめん！大丈夫？ほんとごめん」

「うん、大丈夫…」

「2人とも玄関じゃなくてリビング早くおいで〜」

「「はーい」」

「そう言えば大昇くんライブの練習はいいの？」

「今日は休み！来週からだから、その前に休もうねって感じで」

「そーなんだ」

「意外とホワイトでしょ？大昇も楽しそうにやってるしね」

「Aちゃん！Aちゃんの部屋行きたい」

「ん、いいよ」