アネモネを君に (ページ3)

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「まじで！！あのクソババア、！！覚えとけよ」

「みお口悪すぎ」笑笑

「普通に腹立つでしょあれは！！腹立たないの？！」

「立ったから言い返したじゃん！」

「確かに」

いつも通り公園でだべる私たち

みおは幼なじみですごい仲良し
こんな口悪いけど、私が思ってること言えないタイプだから聞いてて気持ちい

「げ、檜山」

「やめなさい」

「ねぇ、なんかこっち来るんだけど」

「え？うそ…」

『Aちゃん？』

「あ、はい」

『あー、よかった。これ、顧問のクソババアが忘れ物って』

「え？あ、聞こえてました…？」

『声大きいんだね』笑笑

「すみません…」

『いーえ！じゃあ、また明日』

「明日」

『ばいばい』

「何あいつ、普通に優男じゃんうざ」

「なんでそんな嫌いなの？いい人じゃん」

「いい人すぎてやだ」

「確かにみおには似合わないわ」

「でしょ？てか、何その付箋。クソババからのお怒りのラブレター？」

「…………あながち間違いじゃない」

「え？」

「檜山くん…」

「は？！？！ちょ、貸して！！」

「え？ちょ！」

「明日一緒に帰りたいです…よかったら明日部室前で待ってて…？！」

「「どーすんの？！？！」」