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私はどんなに怪我をしても今が辛くても
翼先輩を探し続けた
そんな時、安積柚香に会った
柚「あの子なら無事よ」
貴「翼先輩のこと何か知ってるの?」
柚「タイムトリップのアリスストーンを入れた」
貴「よかった…翼先輩に怪我は?」
柚「大丈夫」
貴「ありがとう…でも、そんなことして大丈夫なの?」
柚「こっちのことはいいの。うまくやるわ」
貴「そう、これからどうするつもり?」
少しの沈黙が流れ安積柚香が口を開いた
柚「…学園に行くつもり」
もしかして…蜜柑ちゃんを…?
でも、もしそうだとしても決めるのは蜜柑ちゃんだよね…
貴「高等部校長のところに行くといいわ、すぐに中等部校長の結界が守ってくれる」
何でそんなことを言ってくれるのかという目で見てくる
貴「姫宮中等部校長に可愛がられてたでしょ、大丈夫よ。翼先輩を助けてくれたお礼くらいさせて」
柚「ありがとう。高等部校長のもとに向かうわ」
そう言い立ち去る安積柚香の後ろ姿を見送った
翼先輩の無事を確認し、学園に戻ることに
真夜中、誰にも気づかれずに学園についた
息苦しさと疲れが相まってベッドに倒れ込むように横になる
棗に翼先輩のこと伝えなきゃ
そう思っても体は動かない
そのまま意識は遠のいた
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作者名:Ayami♪ x他1人 | 作成日時:2020年11月27日 17時