七話 ページ9
「あ、そうだ、これから六本木行くんでしょ?」
五条さんから聞いた任務の話を出した瞬間、瞬時に反応した悠仁と野薔薇。
六本木でショッピング!とか言ってる野薔薇達を見て思う。
(この人、任務ってこと話し忘れてない?)
恵が最初から呆れ顔をしているところを見ると、多分全て察しているのだろう。
期待で胸を膨らませている2人には申し訳ないが、ちゃんと話さなければ。
「あーあのね」
「A」
任務であることを教えようとした時、五条さんが人差し指を口の前に持ってきて「しー」とジェスチャーした。
うわ、性格悪。
可哀想に…向こうに付いてから絶望するんだろうな。
未だはしゃぐ生徒2人を見て、表情には出さずに心の中で哀れんだ。
「結局教えないんですね」
「いや、ちょっとどんな反応するか面白そうだったからつい…」
Aさんも大概ですよねと恵に真顔で言われてちょっと傷ついたのは内緒。
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晴ノ宮(プロフ) - shige0141さん» 返信遅れてすみません!面白いと言っていただけて嬉しいです!!こちらの都合等で更新がまばらになってしまうかと思いますが、今後ともよろしくお願いします! (2020年5月1日 8時) (レス) id: 4de2804133 (このIDを非表示/違反報告)
shige0141(プロフ) - 面白かったです!次回も期待してもよろしいですか? (2019年2月26日 22時) (レス) id: 418ddfb590 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴ノ宮 | 作成日時:2019年1月31日 0時