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五話 ページ6

Aside


あぁ、面倒くさい。


待って、なんで集合場所が原宿なの。


原宿なんて、そんな頻繁に行かないから分かんないし。


さっきからスカウトの人達ウザイし。


1人で悶々と考えながら、みんなより遅れて集合場所を目指す。


え、なぜ遅れているのか?


それは緊急の任務が入ったから。


二級術士じゃ危険と判断されたのか、一級術士の私の元へと回ってきたのだ。


実際そこまで警戒するようなレベルでもなかったから、ちゃちゃっと祓ってきた。


とりあえず五条さんも一緒にいるだろうから、背の高い変質者を探せばなんとかなるかな。


考え事をしながら歩いていたら、隣からうおっと声が聞こえた。


どうやら肩がぶつかってしまったようだ。全く気づかなかった。


一応謝っておこう。


「あ、すいません」


「いってーなぁ…お?」


え?貴方知り合いでしたっけ?


「へー!君可愛いじゃん!どう?今から遊びに行かない?」


「?」


あ、これナンパか。


久々にされたな。最近の任務、都会とか行かなかったからなぁ。


「えーなんで無視んの?俺悲しーんだけど」


ぼーっと思い出していると、急に強い力で腕を引かれた。


目立ちたくないから、やんわりと断ろう。


「すいません。連れを待たせているので…」


「いーじゃんいーじゃん!連れの子女の子?一緒に行こうよ!!」


「いや、ちが」


「あ、ほら!さっきぶつかったお詫びとしてさぁ、付き合ってよ!!」


硝子先輩や七海先輩らと一緒の時は、話しかけられても助けてくれたのに。


何度か同じようなやり取りが続いてちょっと苛ついてきたとき、誰かが後ろから抱きしめてきた。

謝罪という名の言い訳→←四話



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晴ノ宮(プロフ) - shige0141さん» 返信遅れてすみません!面白いと言っていただけて嬉しいです!!こちらの都合等で更新がまばらになってしまうかと思いますが、今後ともよろしくお願いします! (2020年5月1日 8時) (レス) id: 4de2804133 (このIDを非表示/違反報告)
shige0141(プロフ) - 面白かったです!次回も期待してもよろしいですか? (2019年2月26日 22時) (レス) id: 418ddfb590 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:晴ノ宮 | 作成日時:2019年1月31日 0時

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