人生やり直したいなぁって思ったけど、転生は望んでないです。 (ページ41)

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39話ページ41

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写真館は見事に大反響。

人が沢山来てしまった。

私も宣伝役なのに、一瞬に撮ろうと沢山の人に連れて行かれた。

なぜに。

治と侑とも撮った。

彼方は「Aが可愛い」と泣き叫んでいた。

なぜに。

で、文化祭は6月のこと。

今は8月。

つまり、夏休みなのです！！フー！！

「A～！！どこ行っとったんかお前ぇぇ！！」

「いてっ！何するんですか、キャプテン～」

．．．つまり、合宿中なのです。

男バレも合宿中なのだが、アランくんとこと合同合宿らしい。

いいなぁ、アランくん会いたい。

「だって、心夢今日風邪で休みらしいじゃないですか。1年私だけですよ～嫌です～」

「何甘えとんじゃゴラァァァ！！セッターやろが、シャキッとせィィィィ！！」

「星川(ほしかわ)さん、助けてぇぇ！！」

ヘッドロックをかけられ死にます。

その前に助けてください。

女子バレーボール部の部員は3年3人、2年3人、1年2人、全員で8人の極小数。

野狐中の女子共はバレーに興味はないらしい。
ショック。

「彼方～助けてヘルプミー」

「兄を呼ぶな！！」

バレーボールを投げつけられた。痛い。

野狐中女子バレー部はそんなに弱くはない。

全国に行くほどじゃないけど、県トップ4以内には入っているらしい。

「よし、キャプテン、サーブ練しましょ！！」

「昨日やったやろ。今日は3対3のゲームや。監督にそう言われた」

「うぃーす」

午前中は3対3で潰れるらしい。悲しいぜ。

☆☆☆☆☆☆

「やっほー、彼方どんな感じ？」

「A、聞いてよ。双子がさ、対人の時にケンカすんの。アランくんも止めれないし、おれも止めれなかったんだよ」

「おー、それは大変だったな。で、双子は何してんの」

彼方の影から顔を出し、双子の様子を見る。

治は体育館の壁に当てて、オーバーの練習。

侑は体育館の床に寝そべったり、立ったりして空中に向かってオーバーの練習。

二人とも負けず嫌いだよね。

アニメであってたように、侑は負けず嫌いで収まらない何かがある気がする。

てか、アランくんどこ？

「やぁ、侑」

「うぉっ！？」

「ブヘッ．．．いったぁぁぁぁ！！人の顔にトスすんなよバカめ！！」

「いきなり覗き込んでくるからやろ！？Aが悪いやんか！！」

「責任転嫁すんな！！」

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