人生やり直したいなぁって思ったけど、転生は望んでないです。 (ページ30)

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28話ページ30

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時が経つのが早いとは今のことを言うのだろう。

ども、水色ワンピース(裾にレースがついてる)の上に白のボレロ着てますAです。

校門には卒業式の文字。

そうです、小学校が終了しました。

「A～、宮マミーが写真撮ってくれるって！」

「今行く！」

え、運動会はどうなったのかって？

冬休み？正月？あ、修学旅行は？

ふふん、我が力で吹き飛ばしました。

だって．．．言いたくないんだもん。

治の私に対する、アレが爆発して毎日毎日言ってくるようになった。

え、アレじゃわからないって？

えぇ～、私の口から言うのは恥ずかしーなぁ．．．

．．．。

．．．特別に教えてあげよう。

運動会、侑との二人三脚と、リレー二つに出ることになってた私。

侑もだけど、治も彼方もリレー二つには出ることになっていたんだと。

二人三脚は私たちだけ。

二人三脚に出る人の集合がかかり、侑と愚痴を言い合いながら歩いていると

「．．．ツム、まさかAと二人三脚て言わんやろーな？」

私達を見た一瞬で放心状態になり、目が死んでいる治に声をかけられた。

横には彼方がいるが、彼方はどこの女子高生だと思うような反応．．．口元に手を当てて、頬を赤らめてキャッキャ言っていた。

「おん。しーたんが俺らを推薦したんやで」

．．．。

「A。」

何かと治に目を向けるといつの間にか目の前に来て、両肩に手を置いて真剣な表情で見つめられる。

「えっと．．．？」

「Aは俺とツムどっちがええの俺はAのこと好きやのにしかも付き合うとるのに何でツ」
「ストーップ！！」

いきなり早口攻撃をしかけてきた。

ストップと言うと黙ってくれるあたり侑と違うが、DNAが同じなのを忘れてはならない。

「文句があるならしーたんに言って。私は寝てたし、侑は遊んでたらしいから。んで、侑と治どっちがいいかって言われたら治に決まってるでしょ」

「なら良かったわ」

なんかどっと疲れた。

．．．ていう、運動会でした。

えっと、冬休み？

冬休みは別に何ともなく、バレーの日々でしたよ。

正月はねぇ．．．これまたまた治がねぇ。

とりあえず、宮マミーが写真撮ってくれるそうなので行ってきまーす！

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