48話 恋バナ？らしき会話 ページ8
◇
「Aちゃん」
「なんですかー？」
夕飯をご馳走になって、バレーの試合の録画を侑と治の真ん中に座らせられ、見ていると、宮ママから呼ばれた。
台所に立つ宮ママに駆け寄ると、にこりと笑っていらっしゃった。
「Aちゃん、彼氏おるん？」
「え、いませんよ〜。この前なんか、女子に告白されたんですよ？」
「Aちゃん、モテるんや！確かにイケメンさんやもんなぁ」
イケメンと言われるのは慣れてる。
いえいえ。と笑いながら首を振ると、宮ママが「あ、」と声を出した。
何だ？と首を傾げると、ニヤリと笑ってこちらを見てくる。
．．．嫌な予感しかしません、宮ママ。
「彼氏、やなくて、好きな人は？」
おっふ。
鋭いですね、宮ママ。
「好きな人なら、たくさん居ますよ〜。父に幼なじみに部活のメンバー」
「ちゃうちゃう。恋愛感情で好きな人」
．．．一番に思いつくのは、
たまに優しく笑ってくれる、あの笑顔。
なんやかんや言いながら、いつも隣に居てくれる、
「．．．居ますよ」
叶わないと思ってるけど。
「「おるん！？！？」」
「何故入ってきたし、侑、治」
ソファの影からこちらを覗き見るそっくりな顔。
その双子はタイミングバッチリでシンクロした叫び声をあげた。
驚愕の目で見られてもねぇ。
「へぇ、おるんや！！やっぱり女子高生やなぁ！！どんな子どんな子！？」
絡みが女子高生だよ、宮ママ。
凄い食いつきだな。
「どんな子．．．頼りになりますね、多分」
「多分？」
「たまに冷たいんですよ！人見知りだし、静かだし、ゲームしか見ないし！」
直して欲しいところばかり思い浮かぶのは、少し不満があるからだろうか。
隣に居てくれるだけでも、凄くありがたいというのに。
「Aちゃん、その子のことめちゃくちゃ好きやんね！！ダメなとこばっかり思い浮かぶってのは、好きだからこそやん！！やっぱり女子高生ってええわぁ！！」
興奮してるとこ申し訳ないですが、お宅の子は放心状態ですけど？？
あれ、どうすればいいんでしょうか？
「あ、ウチの子はどんな？？顔は結構ええと思うんやけど」
「性格もいいって言ってあげましょうよ。私は好きですよ」
手渡されたお茶を飲もうと、コップに口をつけた瞬間、「「ホンマ！？！？」」と後ろから叫び声が聞こえ、思わずむせ返った。
いきなり叫ばないでくれ。
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ハイキュー！！ - 白布く〜ん！←そこっ!? (2021年4月8日 23時) (
レス) id: 19b8beddf0 (このIDを非表示/違反報告)
うい - はい！！！！ありがとうございます！！！！！！すっごく嬉しいです、、、、ああもう今から口悪い子がいいなぁとか頑張りやな感じもいいなあ妄想膨らんじゃいます！！！笑笑 更新頑張って下さい！！！！！応援してます！！！！！ (2021年3月10日 0時) (レス) id: 98c2d3c7fd (このIDを非表示/違反報告)
早夜(プロフ) - ういさん» コメントありがとうございます。気分を害するなんて...全然！！むしろ嬉しい限りです！黒尾さんの小説ですね、色々落ち着いたら書いてみようかな？とりあえず青猫ちゃんの更新を頑張ります(●´▽`●) (2021年3月9日 20時) (レス) id: 43aab8f9d8 (このIDを非表示/違反報告)
うい - それと、気分を害してしまったら申し訳ないんですが早夜様、黒尾君の小説はお書きになられないでしょうか（下心）早夜様のお話の書き方がとっても好きなので是非推しの作品も見てみたいなぁと思いまして。1ファンの提案なので本当に気分を害してしまったらすみません (2021年3月9日 7時) (レス) id: d1ae5f1ca1 (このIDを非表示/違反報告)
うい - とっても面白い小説で感動しました、、、、クロ推しで気まぐれでこちらの作品を見たのですが想像以上に面白くってイッキ見してしまいました、！！！！！！！！更新ゆっくり待っていますので作者様のペースでお書き下さい！執筆応援しています。 (2021年3月9日 7時) (レス) id: d1ae5f1ca1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：早夜 | 作成日時：2021年1月6日 19時
