第32話！ ページ38
『あー、まぁ、そういう事で。』(汗)
大ちゃん、結構強めのインキュバスの血入ってるんだよねー、、、ﾜ-ﾌｼｷﾞ-！
『話が脱線しちゃったね。てな訳で、魔法の授業？はここまで！
覚えなくてもいいけど、そういうライバルが来たら困るし、覚えておいて損は無いと思うよ！』
ﾆｺﾘと笑みを浮かべて言うと、、
3E「すげー！」
『( 'ω')ふぁっ』
び、びっくりしたぁ。急に声出すんだもの。
渚「ほ、他にはどんな魔法が使えるんですか！基礎だけじゃなくて、応用も知りたいです！」
お、応用までやるの、、？
『やってもいいんだけど、、、基礎より術式が入り組んでくるし、危険だよ？それでも？』
3Ｅ「それでもッ！」
『お、おう、、。』
〜〜〜
『よーし、みんな離れたー？』
３Ｅ「はーい！」
『おっけー。それじゃ、準備は良い？
大ちゃん。』
ut「いつでもいけるでー！」
『おっけー。じゃあ、Ready､､､
fight！』
「『ッ！』」
校庭に暴風が吹き上げる。
大ちゃんの翼から生まれたつむじ風と、私の浮遊用風魔法によって。
『隙ありッ！』 ut「ッ！？」
翼の安定化を大ちゃんが図る隙に、私の【銀竹風ｰつららふうｰ】を撃ち込む。
銀竹風とは、風で威力を増しコントロール出来るようになった、数多くの風を纏った氷柱を降らせる
二属性の応用魔法のことである。
幾重もの束となったホーミング氷柱と、相手の翼のコントロールを乱す風は、
大ちゃんの様な、翼を使う悪魔や天使、吸血鬼や竜人族にとても有効なのである。
ut「させ、へんでッ！」 『！！』
素早く反応した大ちゃんは、ﾊﾞｻﾘと翼をはためかせ、氷柱の勢いを落とし、地面に叩きつけた。
『それで、、終わったと思わないでね！』
すぐさま私は術式を脳内で作り上げ、大きな炎の渦で大ちゃんを覆い隠す。
この技は【大黒禍】と言い、吸収闇魔法を纏わせた炎を渦状にし、敵を囲む魔法だ。
こっちは魔法と魔法の組み合わせではなく、属性を魔法にエンチャントするイメージだ。
ut「あつッ！」
さらに、淫魔は熱に弱い。炎に囲まれでもしたら、魔法を出すどころの話じゃないし、
吸収闇魔法がついているせいで魔力もどんどん奪われていく。
元々淫魔が魔法を持っているのは戦う為でなく、食料を得る為なのもあり、
”攻撃するため”の魔法は得意ではないのだ。
『はい、しゅーりょー。大丈夫？大ちゃん。』
指パッチンをして炎を消し、熱を直に受けたぐったりとした大ちゃんを覗き込んだ。
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因幡 - 作者さん虐められる気持ちよくわかります。(私も虐められてるので) (2020年4月17日 23時) (
レス) id: c0af763869 (このIDを非表示/違反報告)
狐(プロフ) - 投稿楽しみです！頑張ってください！ (2020年1月21日 22時) (レス) id: 96285177cb (このIDを非表示/違反報告)
はったり - 約ネバの方は新しく出した方がいいと思いますいや、出して欲しいです！わがままですいません (2019年9月19日 17時) (レス) id: 6e1af2a6ce (このIDを非表示/違反報告)
雪音ｰYukineｰ - 久しぶりに覗いてみたら、お気に入り100人突破していました！一重に皆様のおかげです！これからも”殺我”をよろしくお願いします！(新作はもうちょいで出ると思います、、、待っててください、、！) (2019年8月11日 23時) (レス) id: 62f50ee97b (このIDを非表示/違反報告)
上野ヒビキ - おお、大先生なのか。(大先生壊れたなwww)いちごタルト美味しいよね〜≧▽≦/(マンちゃんこw(略) (2019年6月30日 23時) (レス) id: 590a3884b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪音-Yukine- | 作成日時：2019年5月12日 17時
