【刀剣乱舞】審神者と超生物と刀剣とＥ組と【暗殺教室】

残念な神様の時間 ページ32

でも、こんなに機械的な自律思考固定砲台が、どうしてこんな親しみやすい性格のE-RIになったのか？

その疑問はあっさり解決した。


翌日、やや遅刻気味に教室に到着すると、皆が自律思考固定砲台の所にいた。

よってたかっていじめか？と思ったが、どうにも違うらしい。

近づいてみると、昨日よりも自律思考固定砲台の体積が増え、全身モニターになり……

親しみやすいキャラへと豹変していた。

A「E-RI、これ、どういうこと？」

E-RI〔殺せんせーが私の体に改造を施したんです。まあ、これで終わりじゃありませんが〕

A「ってかE-RI 、なんか起こる日は前日に教えてくれない？」

E-RI 〔駄目です！折角の15歳の一年間、歴史を守ることだけ考えて棒に振っては！

青春！暗殺！それから歴史守る！大丈夫ですよ、大抵は刀剣男士がやってくれます〕

A「それ、私が時間飛んだ意味……」

E-RI 〔そんな意味なくても、殺せんせーの授業を受けるだけで、結構な意味がありますよ〕

E-RI 、心なしか、殺せんせーと性格似てない？

ほぼ万能で、神とも揶揄されるような高性能なのに……。ちょっと残念な感じになってる。

まあいっか。確かに、進学校についていけるように相当勉強したけど、

ここ数週間で、私の成績は飛躍的に伸びた。

E-RI 〔ちなみに、明日もまだあるので、お楽しみに〕

え……まだあんの……。


カエデ「A！律と喋った？」

急に、後ろから声が掛かる。

A「律？」

愛美「自律思考固定砲台さんのあだ名です！一文字もじって律さんです」

そういえば、昨日、E-RI がそんなこと言ってた気がする。

A「喋る喋る！いやぁ、朝来たら豹変してて驚いたよ」

そして、私達は３人で律のところに走っていった。

この子が将来、あの“全知全能の残念な神様”になるのか……。

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カルマ「今日は対殺せんせーナイフだってさ」

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