【刀剣乱舞】審神者と超生物と刀剣とＥ組と【暗殺教室】

恋話の時間 ページ19

旅館に戻り、女子部屋に着くと、真っ先に恋話が始まった。

特に私は、転校生なだけに、前の学校の恋愛事情とか、根掘り葉掘り聞かれたよ……

倉橋「Aちゃんは好きな人居ないの？」

A「えー？居ないよー」

矢田「えー！じゃあ、気になる人とかは？」

こう言う質問、2220年も2010年も存在するんだなーと思いつつ、考える。

気になる人……

殺せんせーに止めを刺したっていう潮田君だけど、それは違う意味の『気になる』だからな……

A「赤羽君かな？」

中村「えっ、カルマなの！？意外だねぇ〜。なんでなんで？」

A「あの、独特の雰囲気……？みたいなのが、ちょっと……」

中村「それ、苦手な人を挙げるときの特徴じゃん！」

そう言って私の脇腹を小突いてきた中村さんの腕は、想像以上に痛かった。

いつの時代にもいるんだね……

加減せずに人を小突いてくる人……


in 男子部屋

カルマside

レモン煮オレを飲みながら部屋に戻ると、『気になる女子ランキング』って言うのが開催されてた。

１位は神崎さんで、２位は綿本さん。

カルマ「おっ、面白そうなことしてんじゃん」

磯貝「カルマ。良いところに来た」

木村「お前、クラスで気になる女子いる？」

前原「皆言ってんだ、逃げらんねーぞ」

少し考えてから、言う。

カルマ「奥田さん……と、綿本さんかな」

前原「おっ、二人とも意外。なんで？」

カルマ「だってほら、奥田さんは怪しげな薬とかクロロホルムとか作れそーだし、俺のイタズラの幅が広がるじゃん」

前原「絶対にくっつかせたくない二人だな。……綿本は？カルマがそんなベタなところ行くなんて意外なんだけど」

カルマ「彼女、なーんか、雰囲気が違うんだよね。違和感？みたいな。

普段はしっかりしてるのに、どこかズレてるんだよ。

今日だって、自販機の買い方分かってなかったし」

前原「えぇ！？マジかよ！」

綿本さんは、何かおかしい。絶対に何か隠してる。しかも、割りと重大な何かを。

暴いてやるよ、絶対に。

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ラッキーアイテム

カルマ「今日は対殺せんせーナイフだってさ」

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