【刀剣乱舞】刀剣女士に転生したら顕現した瞬間に推しに殴られて刀突きつけられました。2

「言霊」 ページ6

？？？side

「何考えてたわけ！？あぁ！？」

やれやれ、今日は特に機嫌悪いな

「何考えてたか言いなさい！」

言うもんか。悪いことをしたわけじゃねーよ

「やれやれ…【何を考えていたか喋りなさい】」

言うもんかっ…

口が…

「『殺そうと…していた…』」

「へぇ。あんたなんかが私を殺そうとしていたのね。

ふざけないでよ！！ゴミ！！」

言霊…ちくしょう…

面倒だな…

「いい？あんたのだーいすきな鶴丸、燭台切、大倶利枷羅みんな私の手の中にあるのよ？全部殺させるのも悪くないしねー…そうだ、あんたに殺されるのもいいかもね？」

んなっ…！！

くそっ…今は落ち着いていなきゃ…

じゃないと、簡単にこいつは殺せる相手じゃない…

「反省してないみたいじゃない。

薬研。そいつ好きにしていいわ。痛めつけておいて」

薬研…

この本丸一強い、こいつのお気に入り…

俺では勝てないから殴られるしかない

ちらっと見える腕の隙間から、薬研の顔が見える

いつもは落ち着いている薬研が

今日は酷く悲しそうに見えた

「…これぐらいにしてやるよ。次やったら、お前の兄弟たちがどうなるか分かってるだろ」

ほら、声も悲しそうだ

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