【男主】俺を楽しませてよ【ヒロアカ】 (ページ9)

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【体力テストⅢ】ページ9

【第１種目：50m走】
眼鏡をかけた少し口うるさい彼は飯田天哉君といい個性がエンジンだったためこの種目の性癖はよかった。
あの個性インゲニウムに似てるな。弟か？
他のメンバーもそれなりの成績で、いよいよ俺の番へと回ってきた。
俺とペアになったのは瀬呂で負けねぇぞ！と意気込んでいた、まあ俺の勝ちだったけどな。
ん？俺の記録？4秒35だったよ。

個性で手から水を出してその水圧で飛んだんだ。

あの地味目の彼の個性はこの種目に対して不向きなのか普通に走っていた。

【第２種目：握力】
この種目は残念ながら俺の個性は役には立たないため普通に握力を測る。
元々握力には自信があったため記録は59、もう少しで60なんだけどなぁ…。

瀬呂は興奮気味で540キロの記録を出した生徒と話をしていた。
タコの個性…、それで握力が、540キロってすごいな、

こうして立ち幅跳び、反復横跳びとみるみる種目が終わっていく中、第５種目のボール投げで重力系の個性の女の子が∞の記録を出しざわついた。
∞って大気圏を超えたのか……？

「赤星、次お前の番だぞ」

考え事をしていたら俺の番になっていたらしく相澤さんに呼ばれて円の中に入る。
んー、一か八かやって見るかな。

球威に水圧で押し出し遠くへとボールを飛ばす、お成功した、これは爆豪君のを見様見真似でやったんだねどね。
記録は806.4mで今のところ一番の好成績だ、やったね。

「A！すげぇよ！ボール投げ800mって無限の次に好成績だぞ！！」

「お前の個性すごすぎだろ！！」

種目を終え円から出ると切島と瀬呂が駆け寄ってくる、なんだお前ら可愛すぎだ。
年の差のせいかこいつらが妙に可愛く感じて仕方ないのはなんでだろうなぁと思いながら二人の話を聞きながら頭を撫でる。

あ、次は地味目の彼の番か、でもあの子は今のところ大きな記録を出せていない。このままだと最下位になってしまうけど、どうするんだ？
少し離れたところで爆豪って子が彼を無個性だと言っていたがどういう事だろう、無個性で雄英に入学したということか？それならそれですごいが…。

地味目の彼がしっかしとしたフォームでボールを投げたが結果は46m、平凡だ。
しかし、彼自身は酷く動揺していたまぁ、理由は何となく察しがついたけど……。

「つくづくあの入試は…、合理性に欠くよお前のような奴も入学出来てしまう」

「消した……！！そうかあのゴーグル……
そうか……！抹消ヒーロー・イレイザー・ヘッド！！！」