【ヒロアカ】1-A副担任は天使様！？【男主】 (ページ10)

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学校パニック！！ページ10

その日、俺は何故か胸騒ぎがしていつもより二時間も早く目を覚ました。
嫌な予感がする、俺の個性のせいかこういう予感はよく当たるから用心しなきゃな。
そしていつもより早く学校へ行き日程の確認、あ、今日は実践訓練か、あと今日は委員長決めるらしいし。
考え事をしながら机の上の新聞を読むとオールマイト雄英の教師就任！！とデカデカと書かれており騒がしい外を見ると案の定マスコミが大勢押し掛けていた。

「おい、A オールマイトさんの件でマスコミが大勢集まって来てるから連絡網で出来るだけマスコミをかわすように伝えてくれ」

「あー、やっぱり分かりました、連絡しておきます」

生徒が学校へ登校してくる時間が近付いてきた為学校側もマスコミ対策として連絡網を回した、さてさて今日も大変そうだな。
お、今日は委員長を決めるんだな、誰になるかなー。

窓から生徒達が登校してくる所を眺めていると案の定捕まっていた、それ程オールマイトの教師就任のニュースは特ダネなのだ。
よく見ると消太さんがマスコミに対応をしている、適当に対応してきた事が気に入らなかったマスコミの一人が門に通り掛かった瞬間に鉄の分厚い壁が現れる、おー久し振りに見たけど相変わらずすげぇな。
さてさて、教室へ向かうかな。

「HRの本題だが、急で悪いが今日は君らに…
学級委員長を決めてもらう」

簡単な連絡事項からの本題、話の入り方が上手いなぁと思いながら消太さんの横へ立つ。
俺も見習わないとな……。
消太さんが学級委員長を決めると伝えると皆が一斉に挙手をする、おお、すげぇ。
雄英高校のヒーロー科の学級委員長は昔から人気なんだよなぁ。

皆が自己推薦する為埒が明かない為飯田の提案で投票制へと決まった。確かに物事決めるのに早くていいが皆自分に入れるんじゃ……。

結果は緑谷3票、八百万2票その他1票となっていた、案の定。
飯田、お前馬鹿正直に人に入れたんだな、皆自分に入れてるのに。
そんなこんなで委員長が緑谷、副委員長が八百万に決定し授業となった。

午前が終わり昼飯を食っている途中に学校全体にウーーと危険を知らせるサイレンが鳴り響く。
その後にアナウンスがセキュリティ3が突破されたと伝える、何者かが校内に侵入してきたのか？！
職員室のカメラにはマスコミが雄英バリアを突破してきたのが映っていた、このままだと校舎に入られる恐れがあるので急いで玄関へと向かう。
下では既に消太さん、マイクさんが対応に追われる。