【ヒロアカ】1-A副担任は天使様！？【男主】 (ページ4)

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挨拶ページ4

【緑谷side】
雄英高校ヒーロー科の入学初日に無茶振りな個性使用可の体力テストで身も心も疲労し、翌日のヒーロー基礎学での実戦訓練でかっちゃんと戦った。
入学してから一週間も経たずに次から次へとやってくる難題をこなす中、今日のHRで相澤先生が大事な話があると言う、まさかまた除籍処分とかじゃ…！？

「このA組の副担任を紹介する」

「え？」

どんな話が来るのかと身構えるみんなを他所に相澤先生の言葉にあ然とする
副担任？え？

「実は入学式の日にはいるはずだったんだが仕事の関係で今日来る事になった、入ってこい」

ザワザワとする皆をよそにガラリと音を立てて開く扉から入ってきたのは白い大きな羽をはやしたイケメンだった。
相澤先生より少し背の高い淡い金色の髪を揺らしながら歩く姿はまるで絵本に描かれた天使にも見える。
あれ、この人ってまさか……

「紹介する、A組副担任の白羽 Aだ
一応プロヒーローだ」

「紹介は間違えてないけど、一応ってのが聞き捨てならないっすよ消太さん

あ、えっと今日からA組の副担任やらせてもらいます、よろしくー」

相澤先生に紹介を受け顔をあげた途端に教室の空気が凍りつく。
何故なら白羽先生(？)の天使のような見た目とは裏腹に目付きが怖かった、これで本当にヒーローなのかと疑う程の目力に背筋が凍った。

って、あの人もしかして！！

「Aは【エンジェル】ってヒーローとして活動してて、個性は見たまんまだ
レスキュー訓練はもちろん、戦闘訓練やヒーロー基礎学の担当をしてもらう」

個性が見たまんま、エンジェルってあの！？
そ、それよりあの人一年前会ったパーカー人だよね？！あの人がエンジェルなの！？
エンジェルって言えばエンデヴァーやベストジーニストの相棒もした事がある程の実力派ヒーロー！
独立を十分に出来る実力なのにも関わらずサイドキックとして活動していて、確か今はフリーだった気が！！
エンジェルは当然僕のヒーローノートにもメモしてあって、ヒーローとしての実力だけでなく見た目からの人気も熱い！！でも、目つきが悪いとは聞いていたけどここまでヴィラン顔負けのような目付きだとは…。

「今日のヒーロー基礎学はAが担当をするからな、分からないこととかはちゃんと聞くようにな」

後は任せたぞと教室を出ていく相澤先生に行かないで欲しいとクラスの全員が思った。