【ヒロアカ】1-A副担任は天使様！？【男主】 (ページ3)

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(副担任なのに) ページ3

ヒーロー志望のオタク少年と出会ってから早10ヶ月の時が経った。
俺はヒーローでありながら、雄英高校の教師をしている。今日は入学前の会議をする日だった。
そしてただ今実技試験のVTRを教師陣で確認している。

実技の総合成績にはTOP10の名前とレスキューPとヴィランPが映し出される。
そこで教師陣はポイントを見ながらクラスを振り分けていく。

今回は豊作だったのかどの生徒もポイントが高く、中でも目立ったのは爆豪勝己、レスキューP0で一位という周りとの差は圧倒的で、逆に緑谷出久、爆豪勝己とは対象的にヴィランP0のレスキューP60で七位という成績だ。
VTRにあるように緑谷出久は自身の個性で負傷しているって、あれあの子…。

「1年A組の担任は相澤君に任せたいんだよね」

この熊なのか犬なのかわからない白い生物は雄英高校の校長・根津さんが担当教師の名前を呼んでいくと言っても俺は去年教師になった新米だからあまり関係ないな。

「あと白羽君もA組の副担任としてよろしくね」

「え、俺！？」

思わず大声を出してしまったがまさかの俺が副担任を任されるとは思ってもみなかった。
絶望だ、俺は自分でも言うのもあれだが凄ぶる目付きが悪い、子供と目が合えば泣かれてしまうほどだ。
個性は天使のくせに目付きは悪魔何て陰口言われるほどだ、ネットには目が合えば命を吸い取られる何て書かれる始末。
副担任なんて出来る自信ねぇよ……。

「あと白羽君警察から薬の密輸団体の制圧を協力してほしいと要請が来ていてねよろしく頼むよ」

は？副担任任された矢先に警察からの協力要請って…。
渡された書類を見ると決行日はまさかの入学式当日、つまり俺は入学式に参加出来ない。

「え、他のヒーローじゃダメなんすか？」

「プロがワガママ言ってんじゃねぇ、黙って行け」

初めて受け持ったクラスの入学式に出たいのに消太さんに怒られた。あ、消太さんは俺の先輩。
嫌だなぁと思いながら今日の会議は終了。
そしてそのまま出張する支度をしに家へと帰る。