【ヒロアカ】1-A副担任は天使様！？【男主】 (ページ12)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:48,936 hit

すんません！！ページ12

「ヴィランん！？バカだろ！？ヒーローの学校に入り込んでくるなんてアホすぎるぞ！」

悲痛に聞こえる叫び声、俺と消太さんが生徒の前に達相手の行動を伺う。
八百万の言うように侵入者用センサーが反応しないという事はそれらしい個性の奴がいるんだな、こりゃ厄介だ…。

「13号は避難開始！Aもサポートしろ！学校に連絡試せ！
センサーの対策も頭にある敵だ電波系の個性が妨害している可能性もある
上鳴お前も個性で連絡試せ」

素早く指示を出していく中緑谷が無茶だと止めに入る中、一芸だけではヒーローは務まらないと伝え的に突っ込んでいく。
だから、なんで一人で行くのかな、大人数の長時間戦は消太さんに不向きなのに。

「すんません、俺消太さんのサポートヘ周ります！生徒達を任せます！！」

「あ、待ちなさい！！」

消太さんの後を追い敵へと突っ込む中後から13号の止める声が聞こえたがそれどころではない。
羽根を大きく羽ばたかせ低く飛行しながら敵を吹き飛ばしていく。

「なっ、なんでここに！生徒を守れと言っただろう！」

「すんません、聞けません！
だって俺はヒーローのサポート専門だから」

消太さんと背中を合わせながら敵を薙ぎ倒していく。
ゴーグルで目線を隠し個性を消したそばからの俺の個性で攻撃、倒しても倒してもウジのようにわきでてくるヴィランを倒しつつヤバそうなヴィランの動きを目で追う。
ヤバそうなのは3人程、身体中に手の模型を付けたやつ、ワープの個性持ちと、あの脳みそ丸出しの肉だるま、あれ等以外は大した事ない。

「肉弾戦も強く…その上ゴーグルで目線を隠されていては誰を消しているのか分からない
集団戦においてはそのせいで連携が遅れを取るな…なるほど、
そして消したそばからの攻撃、フォローに向いた個性……

嫌だなプロヒーロー、有象無象じゃ歯が立たない」

ぼそぼそと喋る手の男を視界の端に捉えながら13号の指示で避難を始める生徒達の気配を感じながら敵を倒していく。
消太さんの瞬きをした一瞬の隙にワープの個性持ちが生徒の方へと移動した、いそいで生徒の元へ向かおうと飛び上がった途端に下からの射撃に阻まれる。

「くそ！！」

羽根を勢いよく振り数枚の羽をワープの奴へと飛ばすが、羽はワープの奴の顔をすり抜け出口へと刺さる。
くそ、クソクソクソ！！俺が13号1人に任せたばかりに生徒達に危険が及んでしまった。