二本目！ ページ2
｢え、え？どうしたんだ、こんのすけ？｣
｢申し訳ございません！！！私は、私はあなたに黙っていたことがあるのです！！｣
こんのすけはおいおい泣きながら申し訳ございませんと泣いていてどうしたらいいのか分からなくてあたふたしてしまう
黙ってたこと？いやいや、もうここまで来たらもう何言われても驚かない自信あるよ？
｢大丈夫だから、な？落ち着いて話してみてくれ｣
｢ぅ、うう、この本丸は、少し訳アリなのです…
前任の審神者によって酷い扱いを受けた刀剣男士たちがおりまして、穢れかけているのです…
その前任の審神者が亡くなってからは心を閉ざしてしまい、新たにくる審神者達を追い返したりと政府も困っていたのです…｣
でも刀剣男士たちは本来根はいい者達ばかりなのです！というこんのすけに小さく溜息をつくと身体を震わせてまた泣き始めてしまった
｢ち、違う違う！こんのすけにじゃなくて前任の審神者って人に呆れただけだから
それに俺を頼ってくれたんだ、今更断ったりしないよ？だからもう泣くなよ｣
｢なんとお優しい…！！このこんのすけっ、一生A様をお守り致します！！｣
お守りします、ついて行きますと言いながらさっきとは違う涙を流すこんのすけはもしかしたら涙脆いキツネなのかもしれない
そして気を取り直したこんのすけに導かれて本来の門を開く
門の中はとても広く大きな屋敷が見えた
1歩敷地内へ足を踏み入れると嫌な空気が身体を包んだ気がした
刀剣男士が多く居ると聞いていたが人がいるような気配はなかった
｢こんのすけ、本当にここに刀剣男士はいるのか？人の気配が全くというほどないんだが…｣
｢はい、いますが今はA様の気配を察知し様子を伺っているのだと思います｣
わー、早速警戒されてるってことかぁー
何か複雑だなぁ、まあこの感じだといきなり背後からグサッてことはないと思うけど…
とりあえず門の入口で立ち尽くす訳にもいかないから中を探索することにした
きっとキレイな庭だったであろう場所は雑草は伸び放題で荒れていた…
｢すごいなこんのすけ、こんなに広い屋敷初めて見た｣
｢はい、刀剣男士は多いので広くないと色々不便なので｣
｢そうなんだな、俺絶対迷子にな｢誰だ｣おっと、これは困ったぞ｣
こんのすけと仲良く話して歩いているといきなり背後から刀を押し付けられた
ひいいい、下手なことしたらグサッとされちゃう！
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ta0628tm0105(プロフ) - ぜひとも続きをお願いします…！更新楽しみにしてます (2020年3月1日 17時) (
レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - こういう小説待ってました。更新待ってます。 (2020年3月1日 2時) (レス) id: 67c87e380d (このIDを非表示/違反報告)
苺 - 再新頑張ってください！ (2019年7月29日 2時) (レス) id: 0529014bb4 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - これからどのような展開になるのか楽しみです。続き楽しみにしてます。更新頑張ってください! (2019年4月6日 14時) (レス) id: 381a9a1794 (このIDを非表示/違反報告)
のりたま(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張ってください！ (2019年2月5日 18時) (レス) id: dfae553a09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せーさん | 作成日時：2019年1月6日 23時
