一時間目 ページ2
いつしか「超常」は「日時」に…
「架空」は「現実」に！！！
世界総人口の約八割が何らかの【特異体質】である超人社会となった現在！
混乱渦巻く世の中で！
かつては誰もが空想し憧れた一つの職業が脚光を浴びていた！！
「うおー、今日もオールマイトかっけぇー」
はじめまして、俺は風山 A どこにでもいるごく普通の中学3年生です。
そして俺は今学校の校舎裏でヒーローニュースを見ている最中です。
何で校舎裏にいるのかって？ それは学校の不良達に呼び出されたからなんですよ、きゃーこわーい。
と言っても数で物言わせてるだけの奴らには負けないけどねー、そんな不良達の山の上に座っている俺はこれでもヒーロー志望です(´･∀･`)
「てめぇ、ヒーロー志望の癖して、市民に手をあげても良いのかよ…！」
お、何やら山に埋もれているゴミが何かを言ってるようだがちょっと勘違いし過ぎだな！
「いやいや、確かに俺はヒーロー志望だけどね 先に集団で殴りかかって来たのはそっちだよ？
どう考えたって正当防衛だよ、自己防衛だよ これじゃまるでヴィランだ！」
全く人聞きが悪いな、それじゃまるで俺が悪いみたいじゃないか！
俺は自分の身を守っただけなのに、自分のした事は棚に上げて被害者気取りって困っちゃうなー。
飽きたし早く帰ろうかなー。
「まぁいいや、金輪際俺に関わるなよ
一応忠告したからな？ もし忠告を無視したら今度はこんなもんじゃ済まねぇかもよ？」
不良の彼等に優しく挨拶をして家へ向かう。
あ、そういえばこの前の入試の結果がそろそろ届く頃だけどもう届いてたりすんのかなー。
「ただいま戻りましたー」
大きい和風の屋敷の中にある隠し通路を通り抜けると、質のいいソファとテーブル、奥に作業デスクがあるこざっぱりした部屋へと向かう。
部屋の中には紫が混じった黒目の短髪、下まつ毛の長い黄色い目、黒マスクをした如何にもイカつい男・オーバーホールがいた。
オーバーホールもとい治崎さんは俺のいる死穢八斎會という極道を束ねる若頭で、俺の恩人なんだ。
「A、あまり大声を出すな やかましい」
「すいやせーん、所でミミックさん達は居ないんすか？」
ボールペンを握り、書類とにらめっこをしている治崎さんに一喝をされたが本気で怒っているわけではないからスルー。
「あぁ、アイツらは今野暮用でいない」
「そうすかー」
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瑠七 - 作中のオーバーホールの字間違えてますよ^^* 知崎ではなく、こちらの治崎ですよ^^ (2018年4月19日 0時) (
レス) id: f4e3790bf6 (このIDを非表示/違反報告)
せーさん(プロフ) - わららさん» コメントありがとうございます！私も知崎さんが好きでして…(つω`*) 面白いだなんてありがとうございます、これからもよろしくお願いします(*^^*) (2018年2月18日 16時) (レス) id: 67dd8b59a4 (このIDを非表示/違反報告)
せーさん(プロフ) - 赤月さん» コメントありがとうございます！返信が遅くなってしまいすみません、これからもよろしくお願いします(*^^*) (2018年2月18日 16時) (レス) id: 67dd8b59a4 (このIDを非表示/違反報告)
わらら - 治崎さんが好きなのでうれしいです！ 面白い！楽しみにしてます (2018年2月17日 13時) (レス) id: 3c8a2f8e50 (このIDを非表示/違反報告)
赤月 - 続きを楽しみにしてます！ (2018年1月11日 23時) (レス) id: 699f0f5fb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せーさん | 作成日時：2017年12月23日 0時
