女優とFBIと公安と

16話 ページ16

『申し訳ないので大丈夫です！』

安「折角明日から毛利先生が調査をして下さるんです、今日の帰りに何かあったら大変ですしね



…それに僕も貴女ともっと仲良くなりたい…
なんて理由じゃいけませんか？」ﾎﾞｿｯ

『…えっ！

…じゃあ…』

安「決まりですね すぐ車を取ってきますのでここで待っていてください」




ｶﾞﾁｬﾝ




はぁ〜

緊張した…



あんな事耳元で囁かれたら断れないよ…







ﾂﾝﾂﾝ

『…？』

コ「ねぇ！僕にも連絡先教えてよ」

小「なーに言ってやがんだ！」

コ「だって僕Aお姉さんの事大好きだし…


それに探偵団の皆もお姉さんに会いたがってるんだもん！ね！いいでしょー？」




可愛い〜！！！



『お姉さんとっても嬉しい！！！

何時でも連絡して？時間を見つけて会いに行くから』


コ「ありがとう！」




ｶﾞﾁｬ


安「Aさん お待たせしました！」

『あ、はい！

毛利さん明日からよろしくお願いします！

コナンくんと蘭ちゃんもまたね！』

小「こちらこそ！Aさんの為に全力でやってみせますぅ〜」

蘭「またいつでもいらしてくださいね！」

『はい！』

小「安室！Aさんをよろしく頼むぞｫ」

安「はい 勿論です！」

『では 失礼します』

コ「あっ！！


ちょっと待って！」

『へ？』


コ「はいっ もう大丈夫！




お袖にゴミが付いてたから気になっちゃって！」

小「オメェーはいちいち大袈裟なんだよ」

『ありがとね！コナンくん！』

コ「ううん！またね〜」









・



・



・





安「どうぞ」





ずっとにこにこ顔だった安室さんは



車に乗った途端



雰囲気が変わった






安「まさか僕に連絡しないで彼に相談してた

…なんて事ありませんよね？」

『…か、彼って沖矢さんですか？』

安「えぇ」

『いえ、それがしてなくて…』

安「そうですか



…」




いきなりキツく腕を掴まれた



『ｯ！？』

安「あぁ すみません

袖が解れていた様だったので」

『あ、ありがとうございます』




安「いえ








…ところで



貴女はベルモットとどういう関係なんです？」

『ベルモット…あぁ クリスとは親友です

いきなりあのBARに連れて行かれてビックリしました
それに安室さんも居らっしゃるなんて！



安室さんもクリスと同じ組織の仲間なんですね！』


安「……

あの組織が何をしているのか知らないんですか？」


『…はい

なんの組織なんですか？』

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