女優とFBIと公安と

15話 ページ15

安「どうして連絡下さらなかったんです？」


だって

あんなバチバチの笑顔で渡された番号なんて

怖いし…



『いや…ﾊﾊﾊ

それにせっかくだから名探偵の毛利さんに頼んでみたくって…』

小「Aさん！！

この毛利小五郎 命を懸けてもその！憎きストーカーを捕まえてみせましょう」

コ「…ﾊﾊﾊ」

『はいっ！！よろしくお願いします！』

蘭「でもストーカーなんて怖いですね

有名人だから住所とか知られたら…」

コ「大丈夫なんじゃない？」

『え？』

蘭「どうして？コナンくん」

コ「だってAお姉さん強いし！拳銃だって打てちゃうでしょ〜？」

蘭「えぇ!?そうなんですか！？」

小「んなわけねぇーだろ！バカ言ってんじゃねぇよ」

『あははっ

きっとコナンくんは私が出てた映画のアクションシーンでも観たんだね！あれは演技！現実では出来ないよー？』

安「そうですよ
余程の経験や鍛錬がない限り女性が男性を…ましてや武器を所持していたりなんかしたら敵うはずありません

それに拳銃なんて持っていたら銃刀法違反
犯罪になってしまいますからね」

コ「うん！僕もそう思う！

…でもAお姉さん

この前拳銃持った強盗犯を一撃で取り押さえてたよね…



やっぱりお姉さんスパイなんでしょ〜??」

安「本当かい？コナンくん

それは凄いですね！なかなか素人には成せない技だ」



な、なに

なんかすっごく圧を感じるんだけど…??


蘭「格闘技とかやってらしたんですか？」

『いえ！特になにも…

勿論アクションシーンの撮影の為に演技指導やトレーニングは受けた事はありますけど

それにあの時は夢中で…』

小「ですよねェ！こんな美しくて可憐なAさんがそんな獰猛な事してる訳ねぇだろ！

ったくおめぇら余計な口挟んでんじゃねーよ」

蘭「獰猛で悪かったわね」

コ「ごめんなさい Aお姉さん
僕も強くてかっこよくやりたかったらさぁ

これからも仲良くしてね？」

『もちろんだよ！コナンくんならきっと強くてかっこよくなれるよ！』ﾖｼﾖｼ

コ「…う、うん……」

蘭「あら？コナンくん照れちゃって〜」

『あれ？そうなの？…確かにお顔真っ赤だね


ふふっ』

小「ガキがいっちょまえに照れてんじゃねーよ



ではAさん 明日から調査を行いますので住所と緊急連絡先を…」

『はい！』









安「もしよろしければ自宅までお送りします

今日はもうポアロのシフトもありませんし」

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