氷の姫の氷を溶かしたい (ページ1)

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皆で帰路についてワイテハウスに向かえば楽しかった気持ちも、みんなが帰っちゃうことに悲しみを覚えてゆっくりと段々と足取りが重くなる。

ar「A？」
you「みんなもう帰っちゃうよね…?」

　みんな以外いらないのに、いラなｨのに…

tr「Aでももうちょっとでいつも一緒、でしょ?」
you「そっか、そっか…いつも、いつもだもんね…!」
yk「うん。」

　きっとまだ耐えれる、耐えれる。みんなとずっと一緒、一緒になれるんだもん。それにあっちに行けばみーんな優しいから…。

gn「なんかあったらすぐ電話するんだぞ。」
nk「あ！僕達のこと是非頼ってくださいね！」
gt「なんならシャオさんいるしな。」
you「うん…そうする…。」

　手をぎゅっと握り直してふへ…とまた笑顔が浮かんでくる。あぁ…やっぱり大好きだなぁ…。

ar「困ったらいつでも駆けつけるから。」
you「うん。ありがと。だ…ううん、なんでもない。」

　なんとなくまだこの言葉は伝えてはいけない気がするから。

cn「じゃあAのこと家まで俺が送るからみんな他の片付けしてきな？」
rd「やーだ！」
cn「準備終わってないでしょ。他の人はお守りおねがーい。」
ru「コンちゃん！？」