女子探検物語 ~絶望と悲しみに溢れている廃病院~

31、懸命な出口探し ページ31

〜星文廃病院、小児科ナースステーション〜

奈「出口といったら、１階？」

心「うん！」

彩「よし！１階へ行きましょ！」

〜星文廃病院、受け付け〜

優「此処の出口が開かないの？」

妹「うん。」

心「私、扉押してみる！！」

心美は扉を押した。しかし、扉は動かなかった。

心「本当に開かない……」

沙「やっぱり開かない……」

奈「優愛、空手でさ、扉を壊すこととかできない？」

優愛は、5歳から、空手を習っている。

優「できるっちゃできるけど、ガラスだから怪我しちゃう……」

奈「そっか…」

妹「もうこれ非常事態だよ…」

彩「非常……、非常？あ！！非常口よ！！」

沙「そうですよ！！非常口から出ればいいんじゃないですか？」

奈「よし！手分けして非常口を探そう！！」

3分後…………

彩「みんな！！非常口あった！！」

みんなは彩乃のところに集まった

彩「開けるね……！」

ガチャ

彩「開いた……！！」

奈「やった！！」

妹「良かった！」

心「これで探検続ける事ができるね！」

彩「続けるの？」

奈「いいんじゃない？もう少し様子見よう」

彩「そうだね」

心「次はどこ行くの？」

優「そろそろ行こうよ、手術室」

奈「いいね！行こうよ！」

妹「ゴーゴーゴー！！」

出口を見つける事ができた６人。いよいよ手術室に行くそうだ。絶望を感じるとも知らずに……

第32話へ続く

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