女子探検物語 ~絶望と悲しみに溢れている廃病院~

4、出発ー！ ページ4

〜8月2日当日、心美の家の前で〜

奈「やっぱり心美は寝坊だね」

彩「もう3分も遅れているよ……」

優「心美ー！まだー？」

すると、心美の家の扉がガチャっと開いた。

奈「3分遅刻ー！」

心「ごめんなさい！寝坊です！」

彩「よく堂々と言えるね。」

優「心美だから言えるのよ。」

奈「よし！じゃあこれで全員そろったね！出発！」

〜歩いて15分後、星文総合病院前〜

奈「此処で少し休憩しましょ」

心「あ！沙良ちゃんお守り持っている？」

沙「持っています。皆さんに渡しますね…」

奈＆心＆優＆彩「ありがとー！」

沙「どういたしまして」

沙良は少し照れた。

奈「よし！そろそろ出発しよ！」

〜歩いて5分、星文廃病院前〜

奈「着いたーー！」

心「ふぅ〜、着いた〜。」

優「廃病院感溢れているね。」

彩「6年しかたっていないとはいえ、むっちゃボロボロだね。」

彩乃の言う通り、この廃病院は、まだ6年しかたっていないのに、あちこちがボロボロなのだ。病院の周りには、雑草が生え、廃病院の中は、水たまりができているところもある。

奈「此処に入るんだ。」

彩「ヤバそう」

優「でも、決めたから、入んないと、話にならないよ。」

心「進入禁止の看板もないから平気だと思う笑よ！」

沙「………………………………」

奈「もう！入ろう！そしたら始まるじゃん！」

心＆優＆彩「入ろう！！」

沙「うん…」

こうして5人は遂に中ヘ入ってしまった。これからとんでもない恐ろしい事が待っているとも知らずに……

第5話ヘ続く

5、受付のカウンター→←3、廃病院の打ち合わせ

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