女子探検物語 ~絶望と悲しみに溢れている廃病院~ (ページ2)

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2、どこへ行く？ページ2

〜夏休み前のある日、星文第一小学校で〜

奈「ねぇねぇ、夏休みさ、皆でどっか行こうよ！」

心「それ大賛成ーー！」

彩「私も賛成ー！」優「私も賛成よーー！」

沙「賛成……です。」

沙良は、おとなしい。だから、あまりしゃべらない。しゃべる時は、大抵敬語だ。

奈「じゃあ、何処へ行くー？」

彩「プールとか、海は？」

優「何か単純すぎる……。私は、あんまり行かない所を、今年の夏に皆で行きたい。」

心「あーー！それ良いね！あ、じゃあジャングルはどう？」

奈「心美は………行きたいの？ジャングルに………」

心「それは勿論！行きたくない！」

奈「じゃあ言うな！」

心「すいませーん！」

彩「あ！この街にさ、廃病院ってあるよね。あれっ……なんだっけ？廃病院の名前……」

優「星文廃病院。または、旧星文病院だよ。で、元の名前は、星文病院。」

彩「あ、そっか！んで、そこの星文廃病院に行くのはどう？」

奈「それ賛成！結構良いかも！」

心「ちょっと怖い……でも賛成ー！」

優「大大大賛成ーー！」

沙「良いと……思う。」

奈「よし、そこへ行こう！日時は、8月2日の、朝8時集合で良い？」

心「良いよ！」彩「全然良いよ！」

優「私も全然OK！」沙「良い……です。」

奈「じゃあそれで！明日の放課後私の家で、打ち合わせね！」

心＆彩＆優「はーい！！」

沙「はい…。」

心「楽しみだなー！」

優「心美最初ジャングルが良いって言ってたじゃん。」

心「えー？私そんなこと言った？」

優「言いました！嘘つくなー！」

心「はーい！ごめんなさーい！」

彩「沙良ちゃん、廃病院楽しみだね！」

沙「嫌な予感しかしない……」

彩「そんなことないよー！ただの感じ外よ！」

沙「ですよ…ね。」

彩「うんうん。感じ外よ！アハッ！」

沙「………………」

こうして奈月達は、廃病院に行くことになった。果たして沙良が感じていることは、本当にその通りなのか………、まだ何も分からない。

第３話ヘ続く。