【コロイカ】【アロハ、グローブ】クールな君は私を認めてくれますか

２３　路地裏で… ページ26

A(アイ)side

『ふぅ…』

ダメだね、さっきから胸がぎゅぅってなる。
ちょっと疲れちゃてるのかな？

そう思いながら、少し行った
路地裏の自動販売機まで向かう。

何だろう。少し、寒い。

『アロハって炭酸とか好きなのかねぇ…』

アロハの好みが分からない。
聴いとけば良かったなぁ…



ザッ…


振り返ると、私より少し背の高いボーイが
２人、そこに立っていた。

「そこの君、可愛いねェ
　オレらとどっかイカない？」

『いや…私は』

「えぇ？ノリ悪いよ」

こいつらぁ…


実力的にぶっ飛ばすコトくらい出来るけど、
生憎義足が完全に直っていない。

イコール…まずい

『やめてください…』

「そんなコト言わないでさァ…？」


手首を締め付けられて動けない。
どうしたものか。

『やめて』

「えぇ、イーじゃん」

『やｍ…(？)「やめてって言ってるだろ、離しなよ」

アロハ…？いや違う、これは…


？「Aはこれだから…」

『なんで来たのよ…』

？「…心配、だったから」

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