裏ノート2 【著者】松浦匡希 ページ27
目が覚めると全く見覚えがない場所にいて、廃墟のようだった
俺はソファーの上にいて、手は手錠で縛られていた
m 「ここ、は・・・。」
「気が付いたか」
俺に話しかけてきたのは、黒髪の面をかぶった男で、ピアスや指輪をつけている
その近くには長身の男と髪をきっちり固めている男、髪が特徴的な色に染まっている男
全部で四人。全員お面をかぶっている
「よく眠ってたな、殺し屋のくせにな」
俺のことを知ってる・・・。裏社会の同業者か?
「まぁ、いい。アポトーシスについて知ってることを全部話せ」
m 「はっ?」
「全部言ったら、解放してやるよお前を」
m 「いうわけねぇだろ、馬鹿か」
「だと思った」
次の瞬間、体中に電気が流れて激痛が走った
m 「んぎっ!!」
「ほら、言った方が身のためだと思うぞ」
m 「ハァッハァッ誰がっ」
「じゃあ仕方ないな」
電気を流しながら、殴られたり、蹴られたり、
なんだろう、この痛み。
なんで今まで忘れてたんだろう。
何度も味わってきた痛みじゃないか。
勝てる
殺せる
確実に
殺してやる、全員一人残らず・・・。
俺は手錠を引きちぎって、目の前の奴を殴った
だけど、それは一瞬で、眠らされ、気が付いたころには
俺の記憶はなくなっていた・・・。
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作者名:as髭男 | 作成日時:2021年9月4日 0時