今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:13,102 hit
小｜中｜大
あいどる！/ut ページ23
.
僕のプロデュースしてるアイドル、Aちゃん。
トーク番組、ラジオ、バラエティ。引っ張りだこで目の回るほど忙しい。
ソロでこんなに人気って珍しいんとちゃうかな。
「プロデューサー！今日の私は何点ですか？」
「そらもちろん100点満点や。」
髪型が崩れない程度で頭をわしゃわしゃ撫でると上機嫌になる。
あー、ほんっまにかわえぇ。
「じゃあ頑張って宣伝してきますっ！」
「こら。お仕事って言いなさい。」
ぶーと口を尖らせる姿もとてもかわいい。
本人は俺がこんなこと思っとるなんて知らへんやろな。
そんなところもいい。
「じゃあ、今度こそ行ってきますね！」
「行ってらっしゃい。」
これが、アイドルAちゃんとの最後の会話。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
