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「よーこそ、このデスゲームの最終ゲームへ！」
パチパチと拍手で出迎えても怯えるだけ。
もっとこう、ゲームみたいにあんたが黒幕ねーとかなんとか言ってくれてもいいじゃん。つまらん奴やなぁ。
「こ、これ勝ったら、出られますか？」
「勝ったら出られるし、生きられるし、1000万。」
その言葉を聞いて目の色を変える。
やっぱ人間誰しも金の一言で目ぇギラギラやね。
「お姉さんの最期のゲームはロシアンルーレット！」
ショッピが「なんでお前の言いなりなんだ」とでも言いたげな目で俺に拳銃を渡してくる。
「よぉあるやつやね。6発撃って1発だけアタリのやつ。」
「あぁ…。」
最初に撃つのはお姉さん。
頭だとブレる可能性があるから心臓に銃口を当ててもらう。
ぱん、と外れの音。
「次俺やね〜！あ〜ドキドキする〜。」
ばん、とアタリの音。
「え、今、」
「次はお姉さんやで？」
手に拳銃を握らせる。
「ぁ、あ…。」
「撃たないと。ほら、大丈夫。アタリ1の外れ3やで？」
震えた手で心臓に銃口を当てた。
ばん、とアタリの音が鳴った。
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