#33 【ドライヤー】 ページ48
#You side
『う〜ん。ここのセリフ難しいな。』
さっきから台本とにらめっこな私。
お風呂から上がって髪も乾かさずにセリフ覚えをしていると
コンコンッ
『はーい?』
ガチャッ
倉「よっ!」
そこにはまつくがいた。
『どうしたの?』
倉「いや、ちょっと話たいなと思って。って髪!乾かさないと風邪ひくよ!!」
『え〜だってめんどくさいんだもん』
倉「ほらドライヤーはどこ?」
『ここ。』
倉「お邪魔します。も〜ほらここ座って?」
まつくが私のベットに座り、その下を指さして言う。
『え?まつくがやってくれるの?』
倉「うん、特別にね」
どうやらまつくが乾かしてくれるらしい。
『やった〜!おねがいしまーす』
言われるがまま、ベッドに座るまつくの前の床に座る
『きもち〜人にやってもらうのって最高だよね〜』
倉「も〜明日からはちゃんと自分でやるんだよ?」
『え〜めんどくさい〜しめちゃんにやってもらおうかな〜』
倉「だめ!!」
『え?』
倉「しめに頼むなら俺にして」
『え、あーうん。わかった。』
結局やってくれるのか、優しいなまつくよ。
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作者名:KORN | 作成日時:2020年2月22日 20時