鬼婆 ページ2
ｼﾘ「･･･ったくもう」
そう言いながらシリウスは玄関に走っていった。
ｼﾘ「黙れ。この鬼婆。黙るんだ！」
･･･鬼婆って･･･。
シリウスいわく鬼婆は、シリウスの顔を見て余計に頭に血を昇らせた。
「こいつぅぅぅぅぅ！」
「血を裏切る者よ。忌まわしや。我が骨肉の恥！」
シリウスのお母様が言った言葉が私の母が私に言った言葉と重なった。
･･･私達は血を裏切った。それは一家の恥。つまり、私たちの存在そのものが一家の恥なのよね。
「おまえぇぇぇぇぇ！」
シリウスのお母様が私に気づいた。
「血を裏切る者！我が祖先の館を汚しおって！」
ｼﾘ「聞こえないのか──、だ──ま──れ！」
シリウスもお母様に負けじと声を張り上げる。
そして、リーマスと二人がかりの金剛力で、やっとカーテンを元のように閉じた。
それから玄関には沈黙が広がった。
少し息をはずませたシリウスか目にかかった長い黒髪をかき揚げ、ハリーを見た。
ｼﾘ「やあ、ハリー」
そう言ったシリウスの顔は暗かった。
ｼﾘ「どうやら私の母親に会ったようだね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 129人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヨシノ - すっごい面白くて一気に読んでしまいました(≧∀≦) シリウスかっこいい！更新楽しみにしております頑張ってくださいね(*´∇｀*)応援してます頑張って(≧∀≦) (2018年9月14日 21時) (
レス) id: fe14cd9ab0 (このIDを非表示/違反報告)
marry(プロフ) - あと、私はシリウスには生きてて欲しいなぁって思ってます。 (2018年1月24日 20時) (レス) id: 227685d8b2 (このIDを非表示/違反報告)
marry(プロフ) - 更新楽しみにしています。 (2018年1月24日 20時) (レス) id: 227685d8b2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：やえもん | 作成日時：2017年6月4日 10時
