Episode 6 ページ12
ホグワーツに向かう馬車の中、同学年の生徒たちの話題の中心はホグズミード村だった。
今年、私はホグワーツ3年生。つまり、今年からホグズミード行きが許可されるのだ。ただし、許可証に両親からサインを貰えた生徒だけなのだけど。
私はホグズミード村になんてこれっぽっちも興味はないし、行きたいとも思わないから、許可証にサインなんていらないんだけど･･･。
だから、第一回のホグズミード行きの日、私は許可証を提出する生徒の列に逆らって1人で図書室に向かった。
･･･図書室に行ったってやることなんて無いのだけれど。
『･･･リドル？』
はっとして口をおさえたときは手遅れだった。
ﾘﾄﾞ「A？」
『･･･こんな所で会うなんて･･･、奇遇ね』
ﾘﾄﾞ「ああ、嬉しいよ。君の方から話しかけてくれるなんて」
あら、キザな台詞ね。
『リドルはホグズミードに行くのかと思ってたから･･･、思わず声をかけちゃっただけ。』
ﾘﾄﾞ「君の方こそ、ホグズミードには行かなかったんだね」
まあ、想像は付いてたけど。とリドルが小さく笑う。
『まあね。私がそんなことに興味があると思う？』
リドルが首をふる。
『私はてっきり、あなたは取り巻きと一緒にホグズミードに行くんだと思ってたわ。』
ﾘﾄﾞ「最初はそうしようと思ってたけど･･･ちょっと予定が変わったんだ。
調べたいことがあってね」
『そう。それじゃ、調べ物の邪魔にならないように私は失礼するわね』
リドルと別れて下級生だけのグリフィンドール談話室に戻った。
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やえもん(プロフ) - 皐月さん» うわぁ、ありがとうございます！！なんか書いてて自分の頭が心配になるけど、頑張ります！ (2017年4月17日 22時) (
レス) id: 163b626761 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 更新とってもとっても楽しみです！！頑張って下さい☆ (2017年4月17日 20時) (レス) id: f0f433f416 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やえもん | 作成日時：2017年3月24日 11時
