王子様とお姫様 ページ6
「もう少しAちゃん顎引いて、キタコレの2人はAちゃんの座ってる椅子の横にそれぞれ片膝を着いて…そう！」
「じゃあ、撮るよ！ポーズは変えても良いからね」
あれからメイクもしてもらい、撮影へ。
テーマに追加で、ただのお姫様ではなく、高貴で高嶺のお姫様と、そこに尽くす執事のような王子様2人、と言われた。
私はあくまで仕事なので、と立派な椅子に頬杖をつき、満足げな表情を浮かべ、足を組む。
その横で、かっこよく片膝をつき、手を差し出しているともくんとりゅうじくん。
やっぱり両手に華だ。
カシャカシャカシャ、シャッター音が途切れなく鳴り響く。
何度も体勢を変えたり、表情を変えたりして沢山の写真を撮ってもらって数時間。
小物を増やして撮影だったり、メイクを直したり。
そんなこんなで、撮影が終わった頃にはもう外は暗く染まっていた。
「…うう、疲れた、まだシャッターの時のフラッシュが目に見える……」
目がチカチカする、ずっと撮影だったからだ…。
両隣に居るキタコレの2人は涼しい顔をしているけど。
「あー、でも、2人とも本物の王子様みたいでかっこよかったなぁ…」
「へぇ。そうなんだ？…お姫様」
「お望みなら、まだ王子様で居ましょうか？」
なんてからかってくるりゅうじくんとともくん。
「…っもう、ばかぁ」
顔が赤くなるのを感じながら、少し下を向いた。
「…ふふ、照れてる？可愛いね」
「Aのためなら、何だってするよ」
「そんな言葉、私には効かないんだからねっ」
なんて真っ赤な顔を隠して反論した。
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でここのナタデココ(プロフ) - 魔魅流さん» コメントありがとうございます！続き待ってくださって嬉しいです！これからも頑張りますね(^^) (2017年1月7日 23時) (
レス) id: bd7da4d698 (このIDを非表示/違反報告)
魔魅流 - 頑張って下さい！続きも待ってます!! (2017年1月6日 21時) (レス) id: fec3741201 (このIDを非表示/違反報告)
でここはそらるさんが好き(プロフ) - 色米さん» 私もいきなり考えて書いたので自分でも予測してませんでした！汗 悠太くん落ちになるかはわかりませんがこれからも頑張りますので応援宜しくお願いします！ (2016年12月6日 22時) (レス) id: 7d98726b6f (このIDを非表示/違反報告)
色米 - 予測しなかった展開、ありがとうございます!!頑張ってください！ (2016年12月6日 21時) (レス) id: 16cb482b08 (このIDを非表示/違反報告)
でここはそらるさんが好き(プロフ) - りゅーちゃんさん» 面白いと言って頂けて嬉しいです！はい、これからも頑張りますね！ (2016年12月1日 6時) (レス) id: 7d98726b6f (このIDを非表示/違反報告)
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