ハロウィン系レンアイ【浦島坂田船】【大型コラボ】 (ページ2)

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Aside

「Aさーん、準備できてますか？」

『あ、はい！今、行きます、、よっと、、』

私は、入院した。

病気じゃないよ。
怪我、しちゃったんだ。

あの頃、わたると遊んでたけどそれがお父さんにバレた。

お父さんは、わたるを嫌った。

お父さんは、わたるを蹴った、殴った。

その度に涙がでた。

やめてって言ってもお父さんは、辞めてくれなかった。

私は泣きじゃくってわたるを置いて、逃げ出した。

その時、赤に変わった信号の事を知らずに。

「うん、治療は順調に進んでるよ！4年もよく頑張ったね。」

お医者さんは、言ってくれた。

交通事故もあるけどね。

実はね、お母さんが私を嫌いっていって、毎日、痣が増えたんだよ。

骨が折れたこともあったよ。

お腹が真っ赤になったこともあったよ。

それを治すために、4年も同じ部屋で同じ生活をしてたんだ。

「あ、そういえば、Aちゃん！小児科のみんなでハロウィンパーティしない？」

看護師さんが笑顔で言う。

ハロウィン、、か、、

『いいですね。でも、私は遠慮しときます。笑』

「あら、何で？」

『ハロウィンは、、1人で過ごしたいんです。』

「そう、分かった。無理にとは言わないわ、Aちゃんが好きなように過ごしなさい。」

微笑んでくれた看護師さんに軽くお礼を言って、私は睡魔に負け、深い眠りに落ちた。