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寮に戻った後はキッチンへと向かい、急いで必要なもの以外は片付ける。
『ふぅ…これでいいね。よーし、作るぞー!!!』
さぁ、いざ料理開始だ。
気合を入れて袖を捲り、魚と向き合う。鯖は三枚おろしにして、皮の面に薄く切れ目を入れ、全体的に塩を振って10分程置いておく。
10分経過したら、熱したフライパンに油をしいて皮目から鯖を焼いていく。皮に焼き目がついたらひっくり返してさらに焼いていく。
昔、ひっくり返した後に身がほぐれて大失敗したっけ。あれもいい思い出だな、懐かしい。
そうこうしてる内に、身の方もしっかりと焼けた。いい匂い…やばい、涎が出てくる。早く食べよう。
こうして僕は、“鯖の塩焼き”を手に入れた。
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ｸﾞﾘﾑ｢な、なんなんだぞ、この料理…美味そうな匂いなんだゾ〜!!!」
出来上がった料理をグリムに見せると、キラキラとした目で料理を見つめていた。まるで一目惚れした乙女のようじゃないか。
『ほれほれ、食べてみなさい。』
ニヤニヤとしながらグリムに食べることを促し、反応を待つ。さて、どんな反応をするかな?
ｸﾞﾘﾑ｢いただくんだぞ〜！はぐっ……はぁ〜〜!程よく魚の風味が味わえる絶妙な塩加減!!生臭さも無くて美味いんだぞ!」
出た、食レポ。だけどそれくらい美味しいってことだよね。僕も食べるか。
『うんんんん〜〜!!我ながら美味い!さすが僕!』
完璧な塩加減。日本人に生まれてよかった。この味を知れてよかった。うん、至高の味。
ｸﾞﾘﾑ｢なぁ子分!」
『何さ、グリム。』
ｸﾞﾘﾑ｢もっと和食ってのを食べたいんだぞ!!!」
キラキラと目を輝かせてこちらを見つめるグリム。そんなに和食が気に入ったのか。
『よくぞ言った、グリム。僕が食べさせてやろう!!!』
和食を好きになる奴に悪いやつなんか居ない。もっと美味いものを食わせてやらないと。
次は何を食わせるかなぁ。後で色々と考えないと。
一先ず、ご馳走様でした。
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志乃 - 寿司、寿っ司しいいいいいいい!寿司を頼む!ｼﾞｭﾙﾘ(ﾟдﾟ) (2021年7月16日 21時) (
レス) id: deef3a892d (このIDを非表示/違反報告)
骨粉の煮付け(プロフ) - アイスさん» コメントありがとうございます。さぁ…何処でしょう笑 (2021年1月1日 12時) (レス) id: 6211201735 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - 監督生の故郷てっ、青森じゃないすかっ (2021年1月1日 10時) (レス) id: e4b29fda60 (このIDを非表示/違反報告)
骨粉の煮付け(プロフ) - リナリアさん» コメント、リクエストありがとうございます。2回目だなんて嬉しくて飛び上がりそうです笑。少し時間かかると思いますが、更新頑張りますので少々お待ち下さい。 (2020年11月14日 13時) (レス) id: 6211201735 (このIDを非表示/違反報告)
リナリア - リクエストの2回目はありなのかわかりませんがありでしたら、ポムフィオーレの3人と釜飯のストーリーお見てみたいです！むちゃぶりですいませんがよろしければお願いします!愛読させていただいてるので、更新頑張ってください！ (2020年11月14日 12時) (レス) id: 5ab9e877b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：骨粉の煮付け | 作成日時：2020年11月3日 21時
