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足取りが重い、行きたくない。本当に何かした覚えがない為、リドルの元へ近づく度に恐怖度が上がっている。
ｹｲﾄ「そんな思い詰めなくても大丈夫！リドル君は怒ってないよ、多分！」
笑いながら励ましてくれるケイト。いや多分じゃ困るんです。僕の心の生死がかかっているんです。ケラケラと笑っているケイトを軽く睨みながらも着いていく。逃げ出さない僕を褒めて欲しい。
ﾄﾚｲ「お、A。やっと来たな。」
リドルの部屋の前で待っていたのはトレイだ。そうだ、トレイ先輩に助けを求めればいいんじゃないか。
僕は急いで助けを求めようとする。しかし、僕が声を出す前にトレイが先に話を始めた。
ﾄﾚｲ「部屋でリドルが待ってるぞ、ケーキと紅茶も用意してるからゆっくりしていってくれよな。」
『ケーキ！はい、ゆっくりさせていただきます！』
…いや、違うだろう。何故ゆっくりする宣言をしたんだ。ついケーキという言葉に乗せられた僕はもう後戻り出来ず、リドルの部屋のドアを大人しく開けた。
『失礼しまーす…』
ﾘﾄﾞﾙ「やぁ、A。待ってたよ。」
部屋のベットに座ってこちらを見るリドル。ベットに座ってる姿を見ると、少し小動物感がある。
『どうも…それで何か御用でしょうか？』
さぁ…来るなら来い。どんなお叱りでも鋼の心で受け止めてやる。
身構えながらお叱りを待つ。しかしリドルの口から出た言葉は想像していたものとは違った。
ﾘﾄﾞﾙ「昨日エースとデュースからいちご大福を貰ったよ。すごく美味しかった、また作ってもらいたいのだけれど…」
なんじゃって？
美味しかった、また作ってもらいたい？褒めてる？
その言葉を理解するのに少し時間がかかった。肩に入っていた力が一気に抜け、止めていた息を吐く。
『な、なんだ…てっきり怒られるのかと…』
ﾘﾄﾞﾙ「失礼だね、僕をなんだと思ってるんだい？」
申し訳ないがオーバーブロットする前の印象が強すぎてそっちの方向で考えていた。絶対に言わないが。
『すみません…』
ﾘﾄﾞﾙ「…まぁいい。それでまたいちご大福を作ってはくれないかな？」
『あ、はい！喜んで！』
どうやらリドル先輩もいちご大福を気に入ってくれたようだ。僕が良い返事をするとリドルは嬉しそうに微笑んだ。
物凄く女の子しているではないか。僕よりずっと乙女に見えてしまう。
『女の子みたいだなぁ…』
ﾘﾄﾞﾙ「誰が…女の子みたいだって？」
やらかした、どうやら声に出ていたらしい。
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志乃 - 寿司、寿っ司しいいいいいいい!寿司を頼む!ｼﾞｭﾙﾘ(ﾟдﾟ) (2021年7月16日 21時) (
レス) id: deef3a892d (このIDを非表示/違反報告)
骨粉の煮付け(プロフ) - アイスさん» コメントありがとうございます。さぁ…何処でしょう笑 (2021年1月1日 12時) (レス) id: 6211201735 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - 監督生の故郷てっ、青森じゃないすかっ (2021年1月1日 10時) (レス) id: e4b29fda60 (このIDを非表示/違反報告)
骨粉の煮付け(プロフ) - リナリアさん» コメント、リクエストありがとうございます。2回目だなんて嬉しくて飛び上がりそうです笑。少し時間かかると思いますが、更新頑張りますので少々お待ち下さい。 (2020年11月14日 13時) (レス) id: 6211201735 (このIDを非表示/違反報告)
リナリア - リクエストの2回目はありなのかわかりませんがありでしたら、ポムフィオーレの3人と釜飯のストーリーお見てみたいです！むちゃぶりですいませんがよろしければお願いします!愛読させていただいてるので、更新頑張ってください！ (2020年11月14日 12時) (レス) id: 5ab9e877b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：骨粉の煮付け | 作成日時：2020年11月3日 21時
