◇４６ ページ46
またいつもみたいな顔をする。
その顔、、、
ほんとにずるいっすよ。
Aさんにそっと近づいて
手を握る。
Aさんは顔を見てくれない。
「その顔、、、ほんとにずるいっす。
Aさんたぶん気づいてないだろうけど
そんな顔されたら俺だって、、勘違いします。」
「勘違い？、、？」
「はい。
俺のこと、、好きなのかなっ？て」
「...っ？！！
好きっじゃ、、、ない。」
勢いでAさんが顔を上げて
至近距離で視線が合う。
「ほんとに？？」
「ほんとっ」
ゆっくりと顔を近づけて
「キス。
してもいいっすか？」
「？！！っだっ！、だめ！！」
手を握ってるから逃げることはないけど
Aさんはまた下を向く。
そんな顔してダメって言っても
無駄っすよ。
「ダメじゃない。」
顎に手を添えて
クイッと優しく上を向かす。
かわいい。
触れるだけのキスをする。
Aさんは固まっていて
俺より絶対、場数踏んでるはずなのに
初めてじゃないのかってくらいの
反応で愛おしすぎて止まんなくなる。
唇を離すと
「ダメって言ったじゃん」
少しだけ顔をしかめる。
でもそれは怒っているわけではなくて
「可愛すぎるんすもん」
「可愛くないから！！！！
もうやだ！！！岸くんやだ！！」
その言い方は
俺を拒絶する言い方ではなくて
照れ隠しでイヤイヤという感じで
一様受け入れてくれたのかな？って
嬉しくなる。
たまらず
抱きしめると
「ちょっと！！！
ダメだからほんとに！」
「はいはい。ダメじゃないっすから〜〜」
軽く暴れるAさんをなだめるように
背中をさする。
たのしい。幸せ。
「岸くんまだお風呂はいってないでしょ。
臭い。」
くさっ！？！！
それは流石にショックで
Aさんから離れて
「まじっすか。？！
さっせん。ソッコーで風呂入ります。」
クスクスと笑うAさんに
ちっと行ってきます。といって
俺は風呂に入った。
風呂に入っている間も
Aさんに思い伝わったとおもって
嬉しくなって
ニヤける顔を
抑えながら
風呂を済ませた。
風呂から上がったら
Aさんは
既に眠ったみたいで
リビングにはいなくて
もっと話したかったなぁ
と少しだけ寂しく思った。
ちょっとだけ進歩して
浮かれていたけど
やっぱり年齢の差は
大きな壁になることを
思い知らされるのは
少し経ったある日のことだった。
(^^)＜PS.まだこの２人は付き合ってないです。
今週は更新頻度高めで行きます！！
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さえ(プロフ) - あーさんさん» 続きの話はまだ下書き中で公開にしていないのでもうしばらくお待ちください！！すみません、、。 (2019年7月7日 15時) (
レス) id: 73079acea1 (このIDを非表示/違反報告)
あーさん - 続きの話読みたいんですが、パスワードってなんですか？ (2019年7月7日 11時) (レス) id: 971e8c1a55 (このIDを非表示/違反報告)
さえ(プロフ) - めめさん» ありがとうございます！嬉しすぎます(TT)コメントくれるのって本当に嬉しくてモチベーション上がります。続きは日曜日あたりには出そうかなと考えているので！！！もう少々お待ちください！！ (2019年6月28日 23時) (レス) id: 73079acea1 (このIDを非表示/違反報告)
めめ(プロフ) - さえさんの書くお話どれも大好きです！これからも続きも楽しみにしています(^^) (2019年6月28日 17時) (レス) id: 2855c785e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さえ | 作成日時：2019年5月4日 16時
