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Aお疲れ様です。今日はありがとうございます。お仕事の話なら、岸くんも一緒にお願いします。

そう送ると
すぐに返信がきて

河野光あー、ちょっと大事な話なんだ。だから2人じゃダメかな?

それを見て岸くんは、

「わっかりやすいくらいに誘ってんじゃないですか!!」

そんなこと言われても、、、
大事なお仕事だし断るわけにはいかない。
本当に大切な内容かもしれないし。

「、、

でも絶対そうとは限らないでしょ?」

「それは、そうっすけど、、、

やっぱ、行くんすか??」

そんな口を尖らせて言わなくても、、、
なんで岸くんがそんなに気にしてるのかわからないけど


「いかないわけにはいかないよ。」


そういって携帯に視線を戻すと

文字を打っている方の手を掴んで


「心配っすよ。」

え?
と思い顔を岸くんの方に向けると
目をそらされて


「仕事のことでも河野さんのとこに
行くの、心配っす。」


「心配って!!笑
なにを心配してるのかわかんないけど
何もないから!!」

笑って返すと

「Aさんは、

自分がモテてるってことちょっとは
自覚したほうがいいっす、、」

「自覚もなにも、
私モテてるって感じたこと本当に無いし、、」

そういうと
岸くんは
わかりやすくため息をついて

「とにかく、、
絶対、早めに帰ってきてくださいよ!!」

なんか、今日の岸くんは
変だ。なんでこんな過保護みたいになってるの??

「わかってるよ!
仕事の話ししたらちゃんと帰るし。」

絶対っすよ!
としつこく言ってくる岸くんを不思議に思いながらも、河野さんの大事な話はなんだろうと
少しだけ緊張している自分がいた。


なるべく早い日がいいと思い、
2日後の夜に河野さんと約束をした。

定時で上がらせてもらい
急いで待ち合わせ場所に行くと
普段はいかないオシャレなバーで

「本当にここであってるの?」

と思いながら恐る恐る行くと
既に河野さんはきていて

「あの!!お疲れ様です。
遅れてしまって申し訳ありません!」

ペコペコと謝ると
河野さんはハハッと笑いながら

河野「時間までにきてるんだから遅れてないよ笑」

うわぁ、爽やかっ
優しいし、モテるのがわかるなぁ、、。

それから横に座らせてもらうと
バーテンダーさんがスッとワインを出してくれた
河野さんからお酒の名を聞くと

まさかの、
数年前にプロポーズを受けた時に飲んだ
ワインでこんな高いのをさらっと出すのはすごいと思った。

だけど、河野さんは全く関係ないけど
ちょっとだけ、、あの日を思い出すから飲みたくないなと思ってしまった。

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さえ(プロフ) - あーさんさん» 続きの話はまだ下書き中で公開にしていないのでもうしばらくお待ちください!!すみません、、。 (2019年7月7日 15時) (レス) id: 73079acea1 (このIDを非表示/違反報告)
あーさん - 続きの話読みたいんですが、パスワードってなんですか? (2019年7月7日 11時) (レス) id: 971e8c1a55 (このIDを非表示/違反報告)
さえ(プロフ) - めめさん» ありがとうございます!嬉しすぎます(TT)コメントくれるのって本当に嬉しくてモチベーション上がります。続きは日曜日あたりには出そうかなと考えているので!!!もう少々お待ちください!! (2019年6月28日 23時) (レス) id: 73079acea1 (このIDを非表示/違反報告)
めめ(プロフ) - さえさんの書くお話どれも大好きです!これからも続きも楽しみにしています(^^) (2019年6月28日 17時) (レス) id: 2855c785e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さえ | 作成日時:2019年5月4日 16時

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