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何分抱きしめられていたのかわからなくなって
ずっとこの状態。
でも岸くんの腕の中は
すごく心地よくでずっとこのままでもいいかなって思って
さらにぎゅっと抱きしめる。
すると岸くんも抱きしめ返してくれて
ああ、、すごく幸せ。
と思ってていたらどんどんどんどん
締め付けてきて流石に苦しい！
と思った私は、
『ぎじぐん(岸くん)
ぐ、ぐるじい(苦しい)ーー笑笑』
岸くんの背中を軽く叩きながら言う。
すると岸くんは焦ったように謝って、
私も大丈夫だよ。
というと彼は私の顔を見て吹き出した。
「ぷっ笑
冴木ちゃん髪の毛ぴょんってなってる笑
ゼッテー俺のせいだよなごめん笑」
そう言うので、私は
恥ずかしくなって
『え？？どこどこ？』
と手ぐしで髪の毛を直す。
でも全然直ってなかったのか岸くんが
「違う違うここ！！」
岸くんの大きくて綺麗な手が私の
髪の毛に触れる。
うわぁ、顔が近い、、、。
急に緊張してきて近すぎる顔に戸惑った。
「よっしゃ！これで
だいじょ....うぶ....」
と岸くんが
髪の毛が直ったと同時にその距離で私の顔を見てきたから目があってそらしたくても反らせない状況になった。
な、なんだろうこの沈黙。
と思ってありがとうと言って
距離を取ろうとしたら岸くんがそっと目を閉じた。
.........え！！こ、これってキス？？？
してくれ的な？！
で、でも。
普通こういうのは
女の子が受け身側的なのじゃないの？！
少なくとも私の経験上、一度も私からはしたことがない。
と思いしばらくどうしよどうしよとなっていたが
一向に岸くんの目が開かない。
これはもうそういうことだよね、、。
と覚悟を決めて私は岸くんの顔にさらに近づいて
唇と唇をそっと触れさせた。
すると触れていた唇が離れて目を開けると
岸くんはバッッと私から離れて
明らかに焦っていて
口を押さえながら
「さ、、さ、冴木ちゃん？！
ちゅーちっゅちゅう？！」
とタコの口のようにして言うものだから
完全に私間違えた。と思い
急に恥ずかしくなって
『え？！！！ちが！、、、
違う違う違う！間違えた、
ごめん。ごめん。嫌だったよね、
今のは違うから！ノーカンで！』
私何やってんの、
バカじゃんと反省とともに落ち込む。
穴があったら入りたいとはこのことと思い
両手で顔を隠す。
もう岸くんの顔見れない、、。
すると突然岸くんが私の両手を
掴み顔から離して真っ赤になった顔を見られてしまうのは恥ずかしいから思わず横を向く。
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さえ(プロフ) - オラさん» えー！ありがとうございます（ ; ; ）すっごく励みになります！頑張ります（ ; ; ） (2019年1月31日 0時) (
レス) id: 32b76e116b (このIDを非表示/違反報告)
オラ - え〜！！！すっごく面白くてこの小説大好きなので、できたら完結して欲しいです､､､あわよくば続編も､､､更新楽しみにしてますね！ (2019年1月30日 18時) (レス) id: 7f3600aed6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さえ | 作成日時：2019年1月11日 22時
