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『わたし、岸くんとお店であった時に
ビックリして、キンプリって知らない私も悪いんだけど同期の人が好きで
その反応とかでああ、岸くんって芸能人だったんだって気づいて
やっぱりその時悲しくって
岸くんは、たくさんのファンの方に愛されてるんだから私なんかが岸くんのお仕事の邪魔しちゃダメって、陰ながら応援しようって思ったんだ。
悲しいのは今だけって。
で、仕事とかずっとやってても、
何をやっても岸くんと話してたこととかが
頭をよぎってどんどんどんどん悲しくなって
これって、岸くんが芸能人だから悲しいんじゃなくてこれから岸くんと普通にお話ししたりできないから悲しいんだってわかって
わかった瞬間、もっと悲しくなって
普段泣かないのに岸くんのことになるとなんでか涙出ちゃってさー、、本当にめんどくさい女だなぁーって思っ』
と最後まで聞く前に
真っ赤な顔して泣いて、必死に伝えてくれている姿に思わず抱きついた。
メッッチャ好き、、今めちゃめちゃ冴木ちゃんのこと好きだ俺、、。
冴木ちゃんは
ピタッと動きを止めて
『きっ、岸くん？？！！』
「ごめん、、ちゃんと、言うから、、さ、
ちょっとだけギュッってさせて？」
というと、
冴木ちゃんは黙ったまま
手を遠慮気味にそっと俺の
背中に回してきた。
その行動に応えるように俺はさらにぎゅっと抱きしめた。
少し時間が経ち、
冴木ちゃんも落ち着いてきたので
一度離れて向かい合う。
冴木ちゃんは戸惑った様子を見せる。
そりゃあそうだろうなー急に抱きついたもん、
めっちゃ俺大胆だったもん。
「冴木ちゃん、マジで黙ってて、悲しませてごめん。で、抱きついてごめん。
冴木ちゃんが色々考えてくれて、陰で応援してるって言ってくれて
すっげーすっげーありがたくて嬉しい。
でも俺的には
近くで応援してくれた方がいいっつーか？？
俺も冴木ちゃんと話すの楽しくて仕事頑張れるっつーか、話せなくなるの悲しいし、、。
それじゃダメっすか？！？」
ああ"〜俺肝心な"好き"って言葉が言えてねぇじゃん！！
回りくどいわかりづらい言い方でしか言えない情けない俺、、。
『うん、私も色々、知らなすぎるのが悪いし、勝手に空回りして避けてた部分もあったから私もごめんなさい。
いや、でも、ファンは岸くんの近くで応援してる人なんていないよね！？！』
冴木ちゃん！なんて鈍感女の子ちゃんなんだ！！
まぁ、こんなんじゃ普通伝わんねーか
てか、ファンかー、俺的にはファンであり彼女としてって意味で言ったんだけど流石にわかりづれえよな。。
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さえ(プロフ) - オラさん» えー！ありがとうございます（ ; ; ）すっごく励みになります！頑張ります（ ; ; ） (2019年1月31日 0時) (
レス) id: 32b76e116b (このIDを非表示/違反報告)
オラ - え〜！！！すっごく面白くてこの小説大好きなので、できたら完結して欲しいです､､､あわよくば続編も､､､更新楽しみにしてますね！ (2019年1月30日 18時) (レス) id: 7f3600aed6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さえ | 作成日時：2019年1月11日 22時
