▼２５岸side ページ25
岸side
冴木ちゃんに映画を見るかって
提案したはいいものの
今まで順調にいってたのに
横を見ると、意外と近い距離に戸惑ってしまった。
ソファーってあんな近くなんの？！
聞いてない！
と思い、もう俺ソファ戻れない
俺の色々やばい思考が冴木ちゃんにも伝わってしまいそうな距離に焦って
立ち上がり、映画の準備をすると
俺はカーペットの上に座った。
やっぱ直冷てぇーじゃん。。
と思っていると
『岸くん、ソファ座らないの？？直じゃ冷たいんじゃなかったの？』
と、聞いてきて
俺は冴木ちゃん！なんて小悪魔なんだ！
でもガチで疑問系で聞いてきてるから無自覚なんだろうなーと思いつつ、いいよ、俺は嫌いじゃないよその感じ。
と心の中で涙を流し
ここで焦ったら色々やばそうになるから
なるべく、平常心で。
「おえ？！あ！ああ、間違えたわ笑
すわるすわる！！よっこいしょーいちーっ」
明らかに俺、
焦ってんじゃん・・
と思っていたら彼女は笑って
「おじさんくさいよ！笑
あっ、映画始まるみたい！」
冴木ちゃん鈍感でありがとう。
と俺は、心の中で手を合わせた。
普通だったら
付き合ってない異性と映画見る時
意識しすぎて、色々喋りながら
見てしまうんだろうけど
なぜか冴木ちゃんとは
意識してないわけではないんだけど
静かに映画に集中してみることができた。
俺はこの感じがとても心地よくて
連日の舞台で寝不足だったせいもあり
重たくなった瞼を閉じると
すぐに眠りについてしまった。
『...くん！岸くん、岸くん！』
と冴木ちゃんの声が聞こえて
うーーん
と伸びをしながら
目を開けると
『映画終わったよ！、すごい気持ちよさそうに寝てたけど、終わったから起こしちゃった。
ごめんね？あとおはよう笑』
「え？！まじ！！やっべ、まじごめん。
俺、うわースッゲーなんか気持ちくなって
寝落ちしたわー俺から見ようっていったのに」
というと冴木ちゃんは
笑いながら、
『うん、なんかすごい熟睡だった笑
最初私も真剣に見てたから気づかなかった笑
でもこの映画面白かったよー！
泣いちゃったもん笑』
自分の1番好きな映画だったから
面白かったといってもらえて嬉しくなって俺は、
「まじ？！俺もそれ何回も見ては
泣くんだよね笑」
というと、
『今日は寝てたけどね笑』
「冴木ちゃん！！
それはまじでさっせん
次はまじで気をつけっから
リベンジさせて！！笑」
と、ちゃっかり次のお誘いをする。
、、俺できる男！！と思いつつ冴木ちゃんの様子を伺う。
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さえ(プロフ) - オラさん» えー！ありがとうございます（ ; ; ）すっごく励みになります！頑張ります（ ; ; ） (2019年1月31日 0時) (
レス) id: 32b76e116b (このIDを非表示/違反報告)
オラ - え〜！！！すっごく面白くてこの小説大好きなので、できたら完結して欲しいです､､､あわよくば続編も､､､更新楽しみにしてますね！ (2019年1月30日 18時) (レス) id: 7f3600aed6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さえ | 作成日時：2019年1月11日 22時
