サブカメラ。 (ページ10)

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お泊まり3日目 6 トミカメラページ10

2ヵ月キログラム
｢お泊まり3日目 6｣のサブカメ。

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風呂を上がると、やけに静かな水溜りハウスがそこにあった。こんな静かなことあるか？生活指導の教師が来た教室でももっと音するぞ。

ト｢……やってんな｣

午後ティーを取り出し、開けながら階段へ向かう。

3階へ上がると、ほらな。カンタの部屋の前で耳をそばだてるおっさんが3つ。

ト｢お前らなにやってんだよ｣

キイチのケツに軽く蹴りを入れると、扉にぶつかりそうになったキイチがPさんに止めてもらっていた。

キ｢しー！｣

ト｢いやしー！じゃねえよ、そっとしとけって言っただろ、なに？なんかうるさいことしてんの？｣

ま｢いや、それが逆で、全然音しなくて……｣

その場の全員が一瞬黙ったが、確かに部屋からは一切音がしない。

P｢カンタくんってビジネスサイコパスだよね？本物じゃ……ないよね？｣

ま｢好きな子殺すってことっすか？はは、まさか……｣

ト｢お前ら、面白がるのはいいけどいい加減に……｣

その瞬間、扉からバンバン！と音がして、たむろしていたおじさん達は蜘蛛の子を散らすように下階へ降りていった。俺？俺ももちろん蜘蛛の子サイドだよ。

あの瞬間だけは稲川淳二の怪談より怖かった。