自覚なし 3 トミカメラ ページ11
2ヵ月キログラム
「自覚なし 3」のサブカメ。
・
ト「ちなみに、俺カマかけたつもりで『Aちゃん以外の人をベッドに乗せれる?』ってきいたんだけどさ」
カ「……」
ト「これは、Aちゃんをベッドに乗せたという判断でよろしいですかね?」
カ「今ちょっとそういうのに付き合える精神状態じゃない……」
ト「イヒヒ!笑っちゃってんじゃんお前わっかりやす!!」
ま「……カンタさんは誤魔化すってことを覚えましょう……」
ト「イーヒヒヒヒ!!!」
・
Aside
わざわざ丁寧にラミネートまでされた「いつでも泊まりにきていい券」を、大事に大事にお財布へ仕舞う。
お泊まりセットには、真新しいパジャマや歯ブラシ、櫛、化粧水や乳液、ハンドタオルなど、手ぶらで泊まれるくらいの一式が揃えてあった。
こちらでお預かりしますねーとふざけたカンタくんに、母ちゃん銀行の手法じゃねえかと返すトミーさんを思い出す。
明日からはまた、アルバイトとしての私に戻る。でもなんだか、
『親戚のおうちみたい』
カフェオレを片手に、背の高い本棚から、星新一のショートショートを取り出した。
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作者名:どすこい | 作成日時:2019年9月3日 11時