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お昼ご飯のお時間です ページ6

貴方side
退屈でたまらない授業が終わって昼休憩。
しばらくするとワイテルズが飛び込んできて言った。
「「「一緒に食べよ!」」」
貴方『うん。』
とっても嬉しいはずなのに何も感じないなんて悲しい。
そう脳では思っているのになあ。
やっぱり冷凍食品はおいしい。うん。
あ、人体実験されてからおいしいものはよりおいしく、まずいものはよりまずく感じるようになった。
なか「Aのそれちょうだい!」
貴方『冷凍食品だけどいいよ。』
ぶる「ずるいー僕も!」
貴方『はいはい。』
なかむとぶるっくにお弁当のお惣菜を渡す。
渡した後、きりやんがこっそり耳打ちしてきた。
きり「ちょっと来てくれる?」
私はきりやんの後についていった。
ま、私は音をたてないように歩いたから絶対気づかれてないから大丈夫。

きりやんside
Aを呼び出すことには成功した。
本当の闘いはこれからなんだよな。
きり「気を悪くさせたらごめんね。」
貴方『うん?』
Aは疑問形で話すけど全く疑問形に聞こえない。
きり「Aってさ、なんか俺らに隠し事してない?」
貴方『...』
その質問を投げかけた瞬間顔は変わらなかったけどAの周りにある空気が一変した。
貴方『...そうだよ。』
きり「なんで隠し事するんだ?」
貴方『...みんなには重すぎるよ。』
Aはどちらの言葉もポツリと涙を流すように言った。
きり「せめて俺だけにも話してくれないか?」
貴方『...気味悪がらないでね。』
俺の言葉を聞いてAは自分の袖をまくった。
そこには、恐ろしいほどの電流が流れた痕。
俺が絶句しているとAは自分のうなじを見せる。
そこには痛々しい手術痕。
きり「え...。」
貴方『...気味が悪いよね。』
俺のその言葉を聞き取ったAの周りを取り巻く空気はより一層重くなる。
きり「じ、人体...実験?」
貴方『正解。私はそれに使われたんだ。』
きり「...」
貴方『そしてもう、一回心臓が完全停止してまた動いているんだ。』
ぐらりと世界がゆがんだような気がした。

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龍愛 - この次が楽しみです!更新頑張ってください! (2019年12月13日 18時) (レス) id: 91cfc48d61 (このIDを非表示/違反報告)
シモン(プロフ) - お母さん生んでくれてありがとうこの小説を読めた (2019年4月30日 15時) (レス) id: 50340a341d (このIDを非表示/違反報告)
わんこ - 続きが気になる系のアレですね。 アレですよアレ、アレなんですよ(語彙力無) (2019年1月7日 13時) (レス) id: ab28f31522 (このIDを非表示/違反報告)
シャラーム - 面白かったです。 (2018年12月5日 21時) (レス) id: 883863474d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yurei | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/WT_MT_tanpen/  
作成日時:2018年11月5日 18時

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