番外編 キトの過去 ページ31
僕の人生を一瞬で狂わせたのは
大嫌いな海賊だった。
・
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・
「キト君！！これからデートしない！？
いい店みつけたの！！」
「…あぁ…ごめん。ちょっと用事があって。」
「そっか…。」
「…じゃあね。(ニコ」
「うっうん！！またね！！///」
パタパタと走っていく女の子。
…断り続けて早３ヶ月。
よく飽きないな。
「めんどくさ…。」
作り笑い。偽りの自分。
そう吐き捨てると自分の家であるレストランに
戻る。すると男がいきなり胸ぐらを掴んできた。
「おい。キト。サボってんじゃねェよ。誰のおかげで
生きてられると思ってるんだ？」
「…すいません。」
「お前はただのクズなんだから、働いてさえしてればいいんだよ。」
「……はい。」
…こんなひどいことを言われてもへら、と笑っていられる
僕も、我ながらすごいと思う。
もちろん最初は悲しかった。
でも
…もうどーでもよくなった。
「………。」
小さい頃、両親を海賊に殺された僕は
このレストランの経営者である男にひきとられた。
それからここで働いている。
「…壊したいな…。」
…こんな世界。
・
・
・
「おい！！キト！食い逃げだぁああ！！捕まえてくれ！！」
「え！！」
ある日料理を作ってると響いた大きな叫び声。
急いで後を追う。
「ちょっと！！君！！…まてぃ！！！」
「Σぐえっ！！！」
首についていた赤い首飾りを思いっきり引っ張ると
男の動きが止まった。
オレンジのテンガロンハットをかぶっている。
「オメェ殺す気か！首しまったぞ！？」
「そのまま死ねばよかったのに。」
「おわー…ひで…ってお前
さっきの店のコックかよ！？」
「そうだけど？」
「マジか！料理スゲェうまかったぞ！」
「それはどうも。」
「俺、海賊やってんだ！！…って言ってもまだ仲間は
いねェ。だからお前、俺の船のコックになってくれ！！」
「丁重にお断り。(即答)」
「Σええぇえぇえ！！」
つかんだのは光か闇か。
少年と少年の出会い
(…そうか…でも諦めねェ！！！)
(諦めてよそこは。…てか金払え。)
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あずき(プロフ) - ☆奇跡☆さん» おぉっ!!ありがとうございます!!キトくんの番外編かな？まだまだ続きそうですが、見てやってください＼(^o^)／コメありがとう!! (2014年3月11日 19時) (
レス) id: 47d6229cfc (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - 月星☆LUNA☆さん» ありがとうございますっ♪コメ感謝感謝!!がんばりますー＼(^o^)／ (2014年3月11日 19時) (レス) id: 47d6229cfc (このIDを非表示/違反報告)
☆奇跡☆(プロフ) - この小説泣けますね(;o;)続きがすごく気になります！更新頑張ってください(^-^) (2014年3月6日 22時) (レス) id: 989c426bda (このIDを非表示/違反報告)
月星☆LUNA☆(プロフ) - 続きがすっごく気になります!!更新頑張ってください!!!!! (2014年3月5日 23時) (レス) id: 6412faed27 (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - はにぃさん» ありがとうございます!!更新しました!!みてやってくださいな＼(^o^)／ (2014年3月5日 20時) (レス) id: 47d6229cfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずき | 作成日時：2013年4月5日 16時
