Manager Tiger Ⅱ (ページ41)

今日:31 hit、昨日:43 hit、合計:76,392 hit

・ページ41

.

元「謝んなよ。あのとき俺がおかしいって
気づかなかったから、」

川「その話はもういいでしょ。あのとき
話し合って終わったんだから。とりあえず
今は気持ちを落ち着けて、ちゃか達が
帰ってくるから」

七「あ、海人がサンドイッチ食べたいって
言ったからお店寄ってもらってることに
なってるから」

中「俺かよ！まあいいや」

なんとかみんなに笑顔が戻って、海人は
「2人もう来るかな～」って廊下に出て行った。

元「……え、」

すると、スマホを見てた元太が
顔を青くして呟いた。

吉「どした？」

元「……アイツから、俺らの盗撮写真
送られてきた」

七「はあ？！」

元太の言葉に急いで駆け寄って画面を見る。

『げんちゃんにプレゼント。』

そのメッセージの下には、メンバー全員の
盗撮写真が数々送られてきていた。

その中には、Aが映ってる写真もあって。

倉「だから俺言ったんだよ、警察に」

ガチャリ

川「あ、ふたりとも！」

みんなの顔から血の気が引いたとき、
扉が開いてAが入ってきた。

「お疲れさまです。何かありましたか？」

元「な、なんでもない！それなに？！」

宮「サンドイッチ。わがままタイガーが
買ってこいって言うから」

七「わ！これ俺も食べたかった～！」

吉「クラ、ちょっと出よう」

倉「……うん」

しずが様子を見てまつくを外に連れていく。

まつくの顔色は悪く、何かを
堪えているような表情だった。

俺はちゃかの持ってた袋の中身を
みながら、Aを目で追っていた。

ら、如恵留に近づいて、

「のえるくん」

川「うん？」

「まつくさん、何かあったんですか？」

まつくのことを聞いてたから、やばいと
思ってみんなに目配せをする。

川「あー…」

中「せとちゃん！ねえってば
さっきから呼んでんのに！」

「え、なに、」

元「Aから選んでって！」

七「はやくはやく！」

「え、あちょっと」

3人で背中を押し手を引き、
サンドイッチの元へと連行する。

宮「で、どんな感じだったの」

川「松倉がああなるくらいには
かき乱していった、かな」

2人が話し出したので、みんなで
大きめの声で話して、気を引いた。

如恵留とちゃかがいれば、
多分大丈夫だよね。

.